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カテゴリ:舞台の記録
外郎売、口上、熊谷陣屋、藤娘
熊谷陣屋は団十郎さんで見た(はず) ストーリーの衝撃にビックリだったけど、話を知ってからの今回は違ったな。 直実、勝手では?相模の気持ちも考えて! などなど。 クールな義経も何か憎たらしい。 でも、途中から。 ああ、そうか、と。 だからこその出家なんだよね。 義経の事情。藤の方への恩義。 あちらを立てればこちらが立たぬ。 究極の選択は、ギリシア悲劇のようだ。 古典にある出家オチだと、「それで出家?それで世を儚む?」と思うのもあるが、これは出家も止むなし。 口上は、菊五郎さんがスキャンダルもさらりと触れて新芝翫ファミリーを盛り立てる。 あ、福助さんはリハビリ中なのね。 客席では、幕間も甲斐甲斐しく御贔屓筋へのご挨拶に勤しむ寛子夫人を発見。 出過ぎず、品良く美しく。 まさに役者の妻の面目躍如! 玉三郎さんの「藤娘」には心洗われる思いでした。 「外郎売」の七之助さんの花魁は華やかだったなぁ。所作の一つ一つが本当にきれい。 昼の部の「女暫」も観たかったなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.10.22 13:20:25
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