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カテゴリ:映画
2020年イギリス
監督:フランシス・リー 出演:ケイト・ウィンスレット、シアーシャ・ローナン ネタバレ 半分実話、半分フィクション。19世紀、英国のライム・レジスで化石を研究しているメアリーは、実績はあるのに女性であるが故に評価されていない。 彼女の研究に興味を持つ研究者マーチソンは、妻のシャーロットのメンタルの落ち込みにうんざり。彼女をメアリーに託して、ライムを出てしまう。 百合的なポイントが取り上げられがちだけど、男女のみならず、当時の身分階級も含めた複雑な差別意識を丁寧に織り込み、自由に自立して生きる強さをしっかり描く。冒頭の水の音、シャーロットの最初の海水浴、音楽会の雨、2人の海水浴、最後の海の音… 最小限のセリフと映像が美しい。 フランシス・リー監督、志が素晴らしい。 ケイト・ウィンスレットの肉体もリアルで、お綺麗なだけのハリウッド・セレブとは格が違う。余り好きじゃなかったけど、ステキだと思いました。 明日からがんばろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.06.13 21:15:41
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