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カテゴリ:映画・ドラマ
『ユメ十夜』を見た。
漱石に夢中のKAIが見たがっていたのを、ちょうどCS放送でやるというので一緒に見た。 『夢十夜』の10の話をひとつずつ、10人の監督が料理するオムニバス。 原作読んだ時、こりゃおもしろいと思ったものだが、細かい話は実はもう忘れている。これを見たら思い出すかしら?と思ったらますます混乱。料理の仕方がすごすぎて余計わからなくなってしまった。映像が走りすぎだ。若手監督のボリュームを減らしてもよかったんじゃないのかな? 漱石はアニメになりホラーになり、あらゆる手法で10の悪夢になった(笑) よかったのは松尾スズキが監督した6夜。 運慶が仁王像を彫る話。原作の方でも好きなんだけど、これは松尾流の仕立てで一層楽しめた。 運慶にTOZAWAを抜擢するとこからなんかブッ飛んだ感じ。オイオ~イ、運慶がなんかやっちゃうよーと騒ぎ立てる男に阿倍サダヲ(あぁ、やっぱりステキよサダヲちゃん)。 肉体ムッキムキのダンスと合いの手のように連発される(電車男時代の)ヲタク語。それらが合わさっていいリズムを作るの。おそらく衣装は派手であろうに映像はモノクローム。あり得ない演出、だけど原作にはかなり忠実。 もう一度、原作読もうと思った夜でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月05日 17時01分27秒
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