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カテゴリ:さんぽ・観察
近くに自然観察の拠点があり、そこから山に入れるようになっている。ここではエコロジカルなワークショップの類いがいろいろ開催されていて、本日は「きのこ観察会」。
生業にしている陶芸できのこを作ってしまうほどのきのこ好きな義妹に誘われて、姪っ子、息子と一緒に参加してきましたよ。 「観察会」といっても、スタッフの方が多いぐらいの集まり。予約は不要で、保険用になるのは200円の参加費のみ。きのこ狩りには慣れてそうなおっちゃん3人ぐらいと、私たちのほかに2組ほど母子の参加。ゆるーい空気満々のワークショップ。 なので・・・・ 「せんせーっ、このきのこはなんですかー?!」と持っていけば、その都度みんなわらわらと近づいていって名前を教えてもらうという感じ。慣れた頃には(なにしろ2時間ぐらい山道を歩くのだ。ゆーーっくりだから距離は短いけどね)近くにいるスタッフの人と「あれはナントカダケで本当は毒だけど食べても大丈夫だった」「へー。毒ってあたるとどうなるんですか?死にません?」なんて話をしながら、のどかにきのこ探し。 ちょうど梅雨の今頃はきのこ探しにはもってこいのシーズンのようで、いろんな種類を見ることができたよ。特に子どもの目というのはすばらしく、姪っ子もKAI(明日からテスト期間というのに)も大いに力を発揮。 傘のところがくぼんで「じょうご」のような形になっているのがベニタケ科。根っこのところが膨らんでいる「つぼ」というのと柄の上の方にひらっとした「つば」があり、かつ傘の裏が白いのはテングダケ科。傘の裏がスポンジ状のはオニイグチ科。山歩きをする時に、最低このポイントを知っていれば少しは楽しめるかも。 カレーのにおいがするきのことか、触ると黄色い汁がつくのとか、傘からぽふっと胞子が吹き飛ぶのとか、傘を傷つけると乳色の汁が出るのとか・・・うーん、きのこっておもしろい!! かごの中は部屋に飾るために持ってかえったきのこ(ほとんど毒)。外のふたつはスタッフの人から「食べられますよ」といただいたもの。義妹には「勇気あるー」と言われたけど、せっかくですもん。今晩はこの山の幸をいただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月06日 14時09分50秒
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