絵の技法2
しばらく自分の考えをまとめていて、日記をかくかんじでなく、気づいたらあらま、こんなに日がたっていたのですね。人生、一日は長いけど、過ぎた日は走馬灯の如し、とはたしかにそのとおりです。さて、中断していた描くことの技法2.「脳の右側で描け」で述べられている技法の紹介です。2番目は、ポジとネガを意識すること。1番目は輪郭を意識することでした。輪郭、のその一点をいしきする。それの次に、2番目として、その輪郭の外の形を意識する。これは、美大の予備校でもよくいわれることで、具体的にいうと、「手を描くときに、手のまわりの空間の形をかけ(=意識せよ)」ということです。普段は私たちは「もの」を意識していて、その周りの空間に注意を払っていないことが多い。でも、ものは空間の中にあるのだから、「もの」と「まわり」を意識できて、全体がかけるんですね。同時に考えるということは脳の構造上無理なので、普段意識していない「周りの空間の形を意識する」ことで、新たな見方を訓練するのです。これはとても効果的!