「死ぬのが負けじゃないんですよ」
深夜、ビデオ編集しながら偶然見ていたテレビの番組の中で、彼がいった。その人は、今年のアテネのパラリンピックでマラソン競技のスタートラインにつく。普段を当たり前に過ごしがちの自分に、番組のあとも響いてきたことばでした。死ぬのが負けじゃない、というのは、ものすごい価値観の反転であり、そこに彼の生き方の凄みを感じた。(以下、番組を録画していたわけではないので、詳細は違っている部分はあるかも知れませんが、)彼は、同じ病気ですでになくなった友人をみとっていたとき、最後の20分前まで生き抜いていた友人を目のあたりにして、「いかに人生の終わりまで生き抜くか」を実感させられ、励まされたという。そして、番組の中ではまさに毎日喜怒哀楽して、いききっている人の空気が漂っていた。ものすごい練習量に立ち向かう厳しさと、さわやかな笑顔。深夜までビデオ編集していたごほうび?さて、プレビュー画面ができたかな・・・。