大塚を巡検する(その2) 巣鴨小学校
「巡検」について、昨日、以下のようなコメントを頂きました。「巡検」とは?部下の場所を巡っての見て回る意味になりますが、「巡見」ではないですか? こちらの漢字なら見て回るということになりますね。どうでしょうか、間違い無いとおもいますということで、「巡検」及び「巡見」について、新明解国語辞典第八版で調べてみると、「巡見」各地を見て回ること。「巡検」ある範囲の場所を見回り、秩序が保たれているかとどうかを調べること。とありました、ご指摘の「巡検」とは?部下の場所を巡っての見て回る意味、を見つけることができませんでした。もし、ご指摘の用例が掲載されている辞書等がありましたら教えていただきたいものです。MoMo太郎は巡検について、「巡検」とは、実地調査、現地調査を意味する地理学、地質学の用語(英語では。Field Excursionsといいます)ですとして、地理学、地質学の用語であると断って使用しています。例えば、社会科教科書・地図帳の出版社として有名な帝国書院のサイト(→→→こちら)には、「巡検」とは、地理学や地質学では、実地調査、. 現地調査といった意味で使われます。として説明されていますし、お茶の水女子大学のホームページ(→→→こちら)でも地理学の野外調査(field work, field survey)のうち、教育目的のものを特に巡検(excursion)と称しています。と解説されています。日本地質学会のホームページ(→→→こちら)でも、地質巡検とは、地表に顔を出している地層や岩体(露頭と呼びます)を実際に見に行く野外実習のことです。として紹介されており、「巡検」は地理学や地質学の分野では基礎的な用語として定着しているようです。さて、大塚の巡検を続けます。曲がりくねった大塚三業通りを歩いていくと、料亭・待合茶屋・芸者置屋の三業種の総称という三業通りというだけあって、飲食店も目につきますね。また、道が曲がりくねっているのは、江戸時代に谷端川(→→→こちら)という川が流れており、その上に道を作ったからだそうです。花街でもあった三業通りに面して、豊島区立巣鴨小学校がありました。豊島区の大塚駅のあたり旧来は巣鴨と言う地域だったそうです。(大塚巡検コース)【つづく】人気ブログランキング大塚を巡検する(その2) 巣鴨小学校