某牧師さんが『脱会後のリハビリの年数は信仰歴の約2倍近くかかります。』と言ってました。
某牧師さんは
『しかし、全てが、それ、 に当てはまるわけではありません。中には信仰歴の2倍以上かかる人もいます。』と後に付け加えてもおりました。
私が脱会後のリハビリを通過してみて感じたことは、
《牧師さんの表現は、合っている。》と思いました。
とある人間が、二十歳で統一協会に勧誘され、四十歳で脱会したとする。
信仰歴は20年。
20年 × 2 = 40年(それまでの人生分)
けれど三十路で勧誘されて、四十路で脱会したとしても、
やはり脱会後のリハビリは、その人が、それまで生きてきた人生分かかると思いました。
何故、その様な事になってしまうか?
それは、統一協会側にとって都合がいいように、
統一協会が、その人に関わりを持つ以前の人生のアルバム(その人の記憶)を、統一教会の教義を土台にして書き換えられてしまうからです。
統一教会の“ カウンセラー ”と称する信者が、勧誘されたての信者予備軍の時分から、その人が生まれてから統一教会の勧誘員に出会うまでの話を言葉巧みに聞きだし、
如何なる小さな事柄に至るまで意味付けをし、それまで誰からも浴びせられたことがない、熱い、熱い、ラブ・シャワーを浴びせられ続け、
それと同時進行で統一教会の教義を刷り込み、本人も気付かない間に、自分の人生のアルバム(人生の記憶)が書き換えられてしまいます。
人生のアルバム(人生の記憶)が書き換えられたときには、
自分と血の繋がった、親・兄弟姉妹、子供、はサタン世界の人間であり、自分とは肉の繋がりでしかない。と信じ込んでおります。
・自分の本当の親(真の父母)は文鮮明である。
・兄弟姉妹は統一教会の中で【食口】と呼び合っている信者同士である。
・子供は統一協会で合同結婚式。
もしくは既成祝福(統一協会で改めて合同結婚式に参加すること)その後に儲けた子供だけが神に許された子供である。
と信じ込んであります。
統一協会と関わりを持つ前は、ごく一般的な感覚を持っていた人であっても、
統一教会の信者になってしまうと、それまでとは全く違う思考回路、全く違う感覚を持った人間へと変貌してしまい、
傍から見ていると全く別の人格へと変ったかのように見えます。
統一協会から脱会した後のリハビリをする場合は、
生まれてから、統一協会と関わりを持つまでの人生のアルバム(人生の記憶)を、1つ、1つ、整理し、元あったところに戻し、復元してゆく作業です。
・脱会後のリハビリというのは、自分の揺るぎない本当の価値観を見つけ出す作業です。
・それと自分が所属するべきジャンルを探すことでしょうか。
それらは誰かに与えてもらうモノではなく自分自身で見つけ出すものです。
自分の本当の価値観も、自分が所属するべきジャンルも、それに出会えることが出来れば、心が、それに大きく共鳴すると思います。
私の場合は、自分の本当の価値観と出会ったときは、心の中に安らぎが広がりました。
一番衝撃的だったのは、自分が所属するべきジャンルを見つけたときでした。
一瞬にして、有神論者から無神論者に心が転換しましたから。
あの時の衝撃は今も覚えています。
だって、、、あの時ほど、、、、
『自分が気色悪いー!!』
と思ったことはありませんもの。
その後も、いろいろありましたけど、、、
火の玉博士がヒントをいろいろ下さって切り抜けることが出来ました。
博士が投げかけてくれたヒントで文学の世界で今も楽しくイエスさまの心に触れることができます。
それと、、あの絵日記のようなブログで私の身の上に何が起きていたのかを一発で理解させてくれた亀の師匠は『メッチャ凄ー!』と思いました。
同じジャンルの人だから分かるのかな?