| | 監督 : ソフィア・コッポラ | 出演 : キルステン・ダンスト /ジェイソン・シュワルツマン | | 公式HP || |
「 マリー・アントワネット /MARIE ANTOINETTE(2007) 」 「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない~」 監督は、かの有名なフランシス・フォード・コッポラ 監督の愛娘ソフィア・コッポラ。 女優としては、「ランブルフィッシュ(1983)」など、幼い頃から父コッポラ作品に映画出演していますが、「ゴッドファーザーPARTIII(1989)」でマイケルの娘役で本格デビュー。1990年・第11回のゴールデンラズベリー賞の「ゴッドファーザーPARTIII(1989)」でワースト助演女優賞とワースト新人賞を受賞しています。 「ヴァージン・スーサイズ (1999) 」で監督デビューを果たし、「ロスト・イン・トランスレーション (2003) 」では、アカデミー賞脚本賞を受賞しています。 主演は、「ニューヨーク・ストーリー (1989)」でデビューし、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994)」では幼い悲劇のバンパイアを巧妙に演じる子役としてそのキャリアを確実に積み重ね、日本ではブスカワちゃん(・・・っと言われたかどうかは不明)として良くも悪くも話題に上りながら、「スパーダーマン(2002~2007)」シリーズのヒロインとして確固たる地位を築いていいるキルスティン・ダンスト。 余談になりますが、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994)」では、1994年・第15回ゴールデン・ラズベリー賞でワースト・カップル賞をトム・クルーズとブラッド・ピットが受賞しています。バンパイアの世界でゲイというものがあるのかどうかは不明ですが、カップルと言うことで受賞というのも面白いですよね(笑)
Story : オーストリア皇女マリーは、14歳にしてフランス王太子ルイ16世の元へ嫁ぐことになった。結婚生活に胸を膨らませていたが、待ち受けていたのは、上辺だけ取り繕ったベルサイユ宮殿の人々と、愛情のない夫婦生活。ルイは必要な事以外はマリーと口もきかず、同じベッドに寝ていても、指一本触れない。愛情深く育ったマリーだったが、悪意溢れる噂に傷つき、やがて贅沢なドレスやパーティーに心の安らぎを求めるようになる。
[ 2007年1月20日公開 ]
ー goo映画より ー
| かの有名なフレーズ 「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」 と言ったと言うアントワネット像は革命側が作り上げた虚像であるとコッポラ監督は語っています。 オーストリアとフランスの同盟国として国同士の鎹として14歳で嫁いで来たマリー・アントワネットは、自国のものを一切排除され、側近を連れて来ることも、愛犬モップスさえも持ち込む事の許されなかった、愛情のない上辺だけの気の休まる時のない生活の中で、王子を産まなければならないプレッシャーは想像を絶するものではあったでしょうね。 14歳で世間知らずなプリンセスにとっては、スウィーツや美しいものを身にまとう事でしか満たされる事ができなかったのかもしれません。 マリー・アントワネットと言えば、私にとっては池田理代子さんのアニメ「ベルサイユのばら」の世界のイメージが大きくて、フェルゼンとの甘いラヴストーリーとかをかなり期待していました(笑) 当然ながら、それは池田さんのアニメお世界でのフィクションに近い世界ですので、そんな期待自体間違いなのですけれど(笑)、それを別としても、この映画から何かを感じ取るかと言えば、共感できるものや、ドラマ性を感じない、絢爛豪華なベルサイユの世界を堪能出来た事ぐらいしか印象に残らない・・・そんな感じでした。 前回にレビューを書いた日本の「さくらん」にせよ、本作にせよ、美しい映像を堪能出来るる意外には、ちょっと期待はずれ・・・・な感じでした。
■ マリー・アントワネット / キルスティン・ダンスト
~おしまい~
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