テーマ:相撲(1886)
カテゴリ:プロレス、格闘技、大相撲
本日15時ごろ、テレビを見ていると、
横綱・朝青龍が現役引退を表明したという ニュース速報のテロップが出てきました。 朝青龍は初場所中に泥酔して一般人に暴行を加えたとされる件について、 ちょうど両国国技館で開かれている日本相撲協会の理事会に 師匠の高砂親方とともに呼び出され、理事会に事情を説明した後に 引退の意向を伝えました。 その後朝青龍は国技館で引退会見を開きました。 その冒頭で朝青龍は、 「皆さまに大変ご迷惑をお掛けし、 日本相撲協会にもご迷惑を掛け、報道でも大変騒がせ、 そういう意味で私は責任を取って引退しました。」 と語り、深々と頭を下げました。 引退のきっかけとなった泥酔暴行事件については、 「メディアで流れたことと実際とかなり差があった。」 と語りながらも「二度と土俵に上がることはないし、 そういう意味でこの話は控えております。」 としてノーコメントを貫きました。 現役時代の一番の思い出については、初三役として臨んだ2001年の夏場所初日に 両親の目の前で横綱・武蔵丸を倒したこと と涙ながらに語りました。 退職金すら出ない『解雇』を一方的に通知するよりも、 退職金が出る『引退』を選ばせたのは協会側のせめてもの情けではないでしょうか? 実績としては単独3位となる25回の優勝を誇っていますからね。 土俵の上では圧倒的な強さを見せた朝青龍ですが、 今ようなの騒動を起こしたりケガで休場中にモンゴルでサッカーをするなど、 横綱に必要な『心技体』の『心』の部分が欠けていたのは残念です。 横綱が伊勢神宮や明治神宮で奉納土俵入りを披露することがあるように、 大相撲が神事としての性格を持つことから考えると、 他の格闘技のようにただ強ければいいというわけではないところがあります。 良い意味でも悪い意味でも大相撲に大きなインパクトを与えてくれた朝青龍関ですが、 とりあえず今は「お疲れ様でした。」と声をかけたいですね。 モンゴルへ戻って実業家や政治家になるのか、それとも総合格闘技へ転身するのか これからどうなるかは分かりませんが、日本の地で力士として過ごしたことを生かし、 第2の人生を頑張ってもらいたいと思います。 それでは、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月05日 22時37分42秒
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