2356393 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

九州出身者がつくる九州情報館。

九州出身者がつくる九州情報館。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2012年06月05日
XML
カテゴリ:スポーツ全般
今日もプロ野球がこの上なくつまらない内容でしたので、他のテレビを見ていました。
するとTBS系で放送されていた『教科書にのせたい!』という番組で、
福岡県の高校ラグビー強豪校である2つの学校、
東福岡高校と筑紫高校が取り上げられていました。

東福岡の谷崎重幸監督(当時)は選手の自主性を重視した指導を行い、
対する筑紫の西村寛久監督は徹底的なスパルタ的指導を行いました。
教育論的にはどちらが正しくてどちらが間違いと言うことはありませんが、
指導方針がまったく正反対の両校の様子が映し出されていました。

この2校の過去の対戦成績は東福岡の圧勝でした。
今回の放送では2008年に行われた高校ラグビー大会の決勝の様子が流れました。
前半は筑紫がリードして終えましたが、
後半になると東福岡の選手達が自ら作戦を立てて逆転し、
結果、東福岡が勝利して優勝しました。

ラグビーでよく言う『ノーサイド』ということで、
試合後、両校の監督が互いの労をねぎらい、西村監督が谷崎監督へ
「全国大会で優勝してください。」と語っていました。

余談ですがこの年の東福岡は準決勝で敗退したものの、
翌年の大会に出場して全国優勝を果たし、ついには史上5校目の3連覇まで成し遂げました。

谷崎監督は全国大会3連覇を達成した直後、この快挙を置き土産に2012年3月で
監督を勇退することを発表しました。
その直後の2月、福岡県の高校ラグビー界にとって大きなニュースが入りました。
それまで公式戦では82連勝というとてつもない記録を作っていた東福岡が、
全九州新人大会福岡予選決勝で負けたのです。
その相手は・・・西村監督率いる筑紫高校だったのです。

※筑紫高校も全国的にはラグビーでは実力のある学校として知られており、
 東福岡がいなければ確実に全国大会に出場できるほどだそうです。

しかし東福岡も新体制となった直後となる6月3日に行われた
福岡県高等学校ラグビー大会決勝戦で筑紫を降して雪辱を果たしました。
今年の全国大会ではどちらが出場することになるのか、楽しみですね。

ラグビーについては自主性を重んじる東福岡が勝利を重ねているようですが、
学問についても自主性を重んじるほうが良い結果が出るのではないかと思われます。
というのは北九州市内には自主性を重んじるT高校とスパルタ教育のK高校という
2つの県立の進学校があるのですが、東大進学者の数などでは
T高校のほうがほぼ毎年上だという結果があります。
また、その他全国に名だたる進学校では私服OKのところとかもありますからね。

ですが『自主性』という言葉を『何をやっても良い』と言う言葉と
はき違えるような連中もいたりするのが現状です。
筑紫の西村監督もテレビで語っていましたが「自主性に任せる方が難しい。」そうです。
自分で自分を律することができる人こそ『自主性』を発揮できるのではないかと思います。

番組の1コーナーでの放送でしたが、
何だかいろいろなことを考えさせられた十数分間でした。
それでは、今日はここまで。

P.S.
ここまで福岡県の高校ラグビーのレベルが高いのであれば、
恒久的に福岡県の全国出場枠を2つにしてはどうかと思います。
(過去は2枠だった時代もあったそうです。また2011年は記念大会で2枠ありました。)
例えば3枠ある大阪の1枠を削って福岡に禅譲するとか、
ラグビーがあまり盛んでない地域の枠を削って福岡に与えるとか、です。



人気blogランキング04にほんブログ村 地域生活ブログ 九州情報へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年06月05日 23時28分02秒


PR

プロフィール

mo_rich

mo_rich

カレンダー

カテゴリ

楽天カード


© Rakuten Group, Inc.