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カテゴリ:特急乗車記
【5月4日】
この日はせっかくのゴールデンウィークなので、デビュー間もないHC85系特急ひだの試乗を兼ねて富山方面に行ってきました。 顔つきはシンプルで愛称表示などはない。 JR東海らしくオレンジの帯があるが、どことなく近鉄特急にも雰囲気が似ている。 【参考】この3月まで特急ひだで活躍したキハ85系通称ワイドビュー(写真は特急南紀) 行先表示等はフルカラーLEDになっている。 名古屋から飛騨高山と通って富山まで行く。 特急しらさぎが名古屋~金沢の運転になった今、貴重な名古屋~富山の特急である。 HC85系の特徴はハイブリッド車であり、そのロゴもある。 普通車の座席はオレンジ色で、肘掛にコンセントもある。 デッキは木目調で落ち着いた感じ。 ちょっとしたギャラリーもある。 ハウブリッドに関しては詳しくはわからないが、エンジンにより発電し、モーターの力により車両を動かすようだ。 客室にもその辺の様子が表示される。 気動車なので列車番号の末尾には「D」が付けられるが、車内の形式は電車に準じて「モハ」(モーター付きの普通車)と表記される。 高山線に入り美濃太田を過ぎると山あいの景色になり、飛騨川が寄り添い、様々な川の姿が見られる。 時折ダムも見える。 こうしてみると水をためている様子がわかる。 下呂付近は温泉街の風情が漂う。 水入れ後の田んぼと鯉のぼりの組み合わせが5月を実感する。 先頭車デッキから前面展望ができるが視界はそんなに良くない。 高山に到着。 もちろん降車客も多かったが乗車客もそれなりにいて、外国人の姿も多かった。 後ろ4両は高山で切り離し。 今回乗車したひだ3号は、通常は後ろ4両が高山どまり、前2両が富山行きの計6両編成。 ただし、この日は富山行きも4両で、計8両編成の運転だった。 自由席は高山行き富山行き各1両なので要注意。 高山線の各気動車に見送られて高山発車。 高山の2駅先の飛騨国府で上りひだと行き違い。 飛騨古川は白壁土蔵の街並みが有名らしく、ホームもそのようなイメージになっている。 高山付近から先は宮川が寄り添い、流れは日本海側に向かう。 富山県に入って最初の駅である猪谷はJR東海とJR西日本の境界駅なので乗務員交代も行われる。 かつては神岡鉄道(国鉄神岡線)も出ていて構内は広い。 猪谷~富山のJR高山線は全て富山市を通る。 富山に近づくと立山連峰もそびえ立ち、富山らしい光景が繰り広げられる。 高架の富山駅に到着。 かつては様々な特急が発着した富山駅も、今は在来線特急はひだのみ。 東京地区から北陸新幹線・富山経由で高山方面へのルートも楽しいが、富山では新幹線と在来線特急の乗り継ぎ割引(在来線の特急料金が半額になる特例)が適用されないので要注意。 「オトクなきっぷ」「おすすめの列車」などをまとめたサイトを作成しました。 鉄道旅行の参考になれば幸いです^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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