ばば選手の命がけの鬼ごっこ~前編~
さぁ今回も行ってみましょう☆当ブログの人気コーナー“アクトレスの破滅男”ばばせいいち選手情報です☆これまでのあらすじを振り返り、現在のばば選手の波乱万丈な近況をお知らせします(笑)(これまでのあらすじ)数百万円の借金と引替えにフィリピン国籍の女性と仲介業者の集団見合いから入籍した“アクトレスの波乱万丈人生男”ばばせいいち選手。仕事を3回もクビになりながらも、いつ来日するかわからない奥さんとの生活ために一生懸命頑張り、4ヵ月後にいよいよ来日した奥さんとふたりで借金の返済に励むも、わずか3ヶ月で奥さんは他の男性を作って蒸発。これに伴い奥さんの分の借金まで背負うことになり、挙句に偽装結婚が発覚。これまで月収の95%を吸い取られていたばば選手は怒りに燃えて弁護士に相談し、入れ知恵をされて「失踪」を決意。その夜逃げ先はなんと向かいのマンションという自身いわく「灯台もと暗し」作戦を敢行したばば選手。いまだ業者に所在はバレていないというばば選手の運命は如何に??自身いわく「失踪」してから2週間。多額の借金から逃亡し続ける男、ばば選手。そんなばば選手の携帯電話には予想どおり1日に30件ちかい着信が鳴り続いているとのこと。いよいよ仲介業者との追いかけっこが幕を開けます。「これで私もようやく開放されましたよ♪」引越し初日にはそう言っていたばば選手。おそらく、このブログを定期的にご覧いただいている方がたは一様に「まだ早いやろ!」とツッコミを入れていたことでしょう(笑)案の定、その仲介業者の執拗な取立てが始まります。「失踪(向かいのマンションですが・笑)」してから悠々自適な日々を過ごせたのはおそらく数時間だったのでしょう。執拗に携帯を鳴らしてくるその業者さんは、当然ながら今度はばば選手の実家に電話を入れ始めたとのこと。その数はこちらも1日に数十回に及んでいるそうです。しかしながら、この業者は『非通知』で発信してくるらしく、ばば選手の実家でも取り合ってはいないそうなんですが実家の所在地が知れるのは時間の問題でしょう。ばば選手、かなりのピンチに陥っています。そしてこの事態にはさすがのばば選手も危機感を抱いたのでしょう。ついに切り札を投入します。そうです!この『ばば選手ヒストリー』を定期購読の皆さんならお分かりでしょう。この「失踪」のきっかけをアドバイスした【弁護士相談事務所】です☆早速、前回と同じようにばば選手はその相談所に連絡を入れるのですが、なにやら話が変わってしまいます。一生懸命に助けを懇願するばば選手に受付の弁護士さんはこう言ったそうです。「ちゃんと問題が片づいてからまた来てください。」なんという残酷な言葉でしょう(苦笑) こともあろうか弁護士事務所が問題を片づけられないから相談したいというばば選手にとんでもない言葉を投げつけてきたのです。当然、パニックになりながらも「いえ、このあいだは○○さんという方に話を聞いていただいて・・・!」と切実に訴えかけるばば選手。するとその受付の方はこう切り返します。「それでしたら、明日、こちらで窓口相談会がありますので予約されてください。」必死の思いが伝わったのか、なんとか予約が取れることになったばば選手。しかし次の言葉でまたどん底に突き落とされます。「ただし有料です。」・・・なんということでしょう。金銭の余裕など微塵もないばば選手。おもむろに財布を開けて中身を確認し「この間は無料だったのに・・・」という思いをぶつけつつ「それはおいくらでしょう?」と問い合わせます。その相談会料金のお値段は「5,800円」。高いのか安いのかよくわからないような金額ですが、そこはやっぱりばば選手。こう言ってのけたのです。「全財産が2千円しかありません。」えぇーーーーーーー!!なんという大人でしょう。第一、お金を持たずして街を歩くのが凄すぎます。なんと弁護士に相談するお金すらなかったのです。しかし悪運の強いばば選手はカレンダーを見上げると、なんと翌日は給料日!この起死回生の逆転劇に迷わず翌日の相談会に予約をし、料金は当日払いとのことでなんとか事なきを得たのです☆翌日の土曜日の朝10時からの弁護士相談会。ここに行けば、今の窮地からきっと脱出できる。ようやく安堵の日々を迎えられる・・・。そう考えていたばば選手ですが、またもさらなる試練が突きつけられます。翌日の土曜日、朝7時に新聞配達の仕事を終え、銀行のATMに向かったばば選手。しかし何か様子がおかしいのです。そう、ATMが開いていないのです。「あぁそうか。まだ7時だもんな。」しかしそれから1時間経ってもまだATMは開きません。そうなんです。賢明な閲覧者の方ならお気づきでしょう。この日は土曜日。ATMどころか銀行自体が休みなんです(笑) さらにもっと言えば、昨日の時点でお給料は振り込んであったのです(笑)「アホやなぁ、ばばくん!」その話を聞き、そう笑い転げるボクでしたが、このあとのばば選手の行動は更に常軌を逸します。銀行が使えず、手持ちは全財産の2千円。トボトボと家路につき、時間まで横になっていようとしたばば選手。しかし絶望感に陥ってしまったのでしょうか、自身いわく「気絶するように寝てしまいました。」と言うのです。そして目が覚めたのは午前9時半。予約した弁護士相談会は午前10時から・・・・・・!「あぁぁーーーーー!!!」きっと向かいの元・自宅にまで轟くような叫び声をあげたばば選手は一目散に出発。「2千円しかないからお金は足りないけど、弁護士さんには後払いをお願いしよう。」そう心に勝手に決め、ばば選手はタクシーへ乗車。「○○弁護士事務所へ」と行き先を告げるのですが運転手さんは「それはどちらですか?」という返事。そんなことを言われても場所を説明できないばば選手に運転手さんは素晴らしいアドバイスを贈ります。「そちらの電話番号はわかりますか?分かるならナビで行けますよ。」ここで取り出したるはその弁護士さんから以前いただいた名刺。早速、番号をインプットし、目的地も判明。ばば選手を乗せたタクシーは弁護士事務所に向け発進します。そして着いたのは「貸し店舗」になっていた昨日とはちがう場所の空きビル・・・。そうなんです!なんとこの弁護士さん、まえにばば選手と面談してから引っ越してしまっていてこの名刺には以前に事務所を構えていた住所と電話番号が載っていたのです!しかも昨日の現事務所の所在地とはまったくの逆方向。「タクシーに乗っている途中で気づけよ!」という声が飛んできそうなんですが、こういう確認作業ができないからこんなに転落しているわけなんです(笑)しかも運転手さんからとんでもない言葉が投げかけられます。「お客さん、1,860円です。」目的地からただ遠ざかっただけのドライブを楽しみ、とうとう一文無しになりつつある“アクトレスの核弾頭”ばばせいいち選手。しかしこのあとには更なる悲劇が待ち受けていたのです。そう、ついにあの仲介業者が目の前に現れたのです!次回、【ばば選手の命がけの鬼ごっこ~後編~】は明日、またこのブログで公開します☆