大雪山は北海道のほぼ中央に位置し、旭岳(2,290m)を頂点とする総称になります。
2,000m級の山が連なり十勝連峰やトムラウシ山などと大雪山国立公園を構成、本州北アルプスなど3,000m級山々と気象条件が匹敵すると言われ、それだけ高山帯動植物を身近に見られる楽園で、太平洋高気圧が張り出す7/中旬~8/中旬が夏山ベストシーズンになります。
そんなことで今回は夏の大雪山旭岳トレッキングと、今が盛りの高山植物たちのご案内です。
トレッキング当日は札幌のホテルAM7:00出発、朝食をAM6:30から済ませ大助かりです。
本来なら旭川か旭岳温泉にでも宿泊して挑戦がベスト、ですが忙しい?私には出来ない相談なので札幌から出発になりました。旭岳温泉到着はAM10:00、無料駐車場は平日ということもあってガラガラ状態、いよいよここから旭岳へ向かいます。幸いにも天候はバッチグ~です。
四季を通じ運行される旭岳ロープウェイ101人乗り、窓越しにこれから向かう旭岳を正面に、遠くはトムラウシ山や十勝連峰を望みながら姿見駅へ15分で到着、残雪が待っています。
姿見駅から頂上まで標高差700m、距離6km、往復4.5hの初心者コースになります。
姿見の池一周1.7kmのお花畑、これ目当てのロープウェイ乗客が多く人気度合い抜群です。
駅で約15分、登山の注意や動植物の案内を聞いて頂上目指し出発。一歩踏み出して20分もすると五合目の姿見の池辺り、石がゴロゴロの登山道に閉口しますが、左に蒸気を吹き上げる地獄谷を見ながら稜線伝いに登ります。夏でも防寒・食料準備は必須、眺望は出発から全開です。
予定よりも一寸早く、でも午後に入り込んでの頂上到着です。旭川の気温予想が35℃近くに上昇とか、だから下から雲が湧き易く視界を遮る時が・・・360°なかなか大展望が叶いません。
前日の札幌デパ地下仕入れのお握り豪華弁当?、近くのお花畑で開き遅い昼食です。
途中、ナキウサギやエゾシマリス、ホシガラスなど小動物や野鳥との遭遇期待は残念でした。
山頂お花畑から北東方面の景観、この先には45年前に尋ねた層雲峡温泉があります。
天候次第では層雲峡側から黒岳を・・・と計画していましたが、そこは又の機会に致しましょう。
でもこの頂上の高さ、バスで行ける立山室堂平や乗鞍岳畳平より断然低いのですから驚きです。
頂上からは1.5hで姿見の池まで下山、ここからはゆっくりと旬の高山植物鑑賞です。
種類により開花時期が変わりますが6/下旬~8月がシーズン、尋ねた7月上旬はエゾノツガザクラ、エゾコザクラが可憐な姿を見せてくれ、所々にキバナシャクナゲの群生も見ることが出来て、高山植物を着飾った天上の散歩道を堪能出来ました。大自然、満足、満足です。
下山した後は期待の旭岳温泉入浴です。共同浴場を探しましたが見つからず、仕方無くホテル浴室を借りての源泉かけ流し湯、客は私一人だけで独占入浴です。泉質はカルシウムとナトリウム一硫酸塩で、神経痛・関節痛に効能が・・・しかしいたって健康な私には効き目無く・・・!
今日は旭川市内泊、旭川ラーメンもありますが中心街蕎麦屋で地酒をしっかりと楽しみました。
次回は青葉城恋歌と共に、みちのく仙台の七夕祭りを予定しています。 |
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最終更新日
2008.07.26 08:09:22
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