健康、長生き、アンチエージング

芦屋～神戸の私の通勤電車内のマスク着用率は、一昨日はおよそ６０％、昨日は８０％くらいであった。

商店街でも昨日はほとんどの店の店員がマスクを着用していた。

それに引き換え、我がドラッグストアでは医療従事者でありながら、従業員が誰もマスクを着用していないという状況であった。

上司に従業員は全員マスク着用を指示すべきではないかと進言すると、会社ではお客様のためマスクをせず、休憩時間に手洗い・うがいを奨励する方針とのことであった。

まったく納得が行かなかったが、会社方針と言われれば新参者の私としてはそれ以上何とも言えないので、経営者トップに直接電話をした。

従業員はマスクをせず、お客様のために品薄のマスクを必死で供給するということを会社は美徳と考えている感じであった。

マスクの着用意義、従業員からお客様に感染を拡げないなど本当の感染対策の意味など、数々の説明をした。

その結果、最初からは若干トーンが変わってきて、従業員の意気込みを言っているのであって、会社としては従業員のマスク着用を決して禁止している訳ではない。

その誤解を解くように本部通達をするとのことであった。

その後の本部通達で、従業員用のマスクを本部から送付するので、不安な方は活用するようにとのことであった。

今回のことで、経営者は我々医療従事者とはかけ離れた次元でものを考え、医療従事者としての自覚はほとんどないことが分かった。

周りはトップに気に入られるよう否定的なことは削除し、営業的前向き意見に見せかけた都合のいい報告だけに終始しているように思える。

今後、私としてはご意見番として、間違っていることはどんどんトップに直接提言し、よりよい会社にして行くようにしたい。