カテゴリ:介護・痴呆・父母
紙風船とカルメ焼きを見つけた。 懐かしい~~~。 直ぐに浮かんだのは、母の顔。 老人ホームにいる母にこれらを持っていったら、喜ぶだろうと思った。 だが母は、これらを見ても、表情を変えなかった。 欲しい、と手を伸ばすこともしなかった。 母の記憶の回路には結び付かなかったようだ。 カルメ焼きを半分に割って、母に渡すと、口に運んだ。 食べ物であることは分かっていたようだ。 紙風船にはまったくの反応なし。 膨らましても、ポンポン突いて見せても、母に持たそうとしても、 反応を示さなかった。 懐かしいと思ったのは、私だけだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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