雨が少なくて高温の続く今年の夏、こんな日には沈殿藍(泥藍)づくりが最適だ。外に汲み置きした水がお湯になるので、水の中に藍の葉を入れておくだけで藍の色素が出る。だいたい2昼夜48時間~で藍の葉の色素が抜けて、茶色になった葉を取り出す。
これまでは茎も入れていたが今年は真面目に茎を取り除いたので、葉の量が多い(^^;

藍の丸葉だけを使った

水の中へ入れて沈める

プラスチックの落とし蓋をしてペットボトル3本に水を入れて重石にした

黒袋を掛けて紐で縛って熱を集める
とても簡単な作業だけど、真夏の日中に行うと全身汗まみれになる。そしてなにより、この先とても臭くなる!それさえ覚悟すると良い運動になる(笑
今年は藍の乾燥葉を多くとる予定なので、あまり沈殿藍のために葉を使えない。しかし、沈殿藍は水分を飛ばして固形にして保存や、液体のままでもアルカリ性が強いので腐らずに数年間は保存できる。
藍の利用方法も年々と工夫されて、神秘だったことも解明されるようになってきた。草木染め全体が自然の不思議と神がかりの世界から現実の世界に進むと、もっと良い染めが確実にできるようにになるはず、楽しみだ~(^^

ウルシチップが手に入らない場合・・・ウルシチップの作成と販売も行っています。先ず試し染めをしてみたい方はチップ200g送料込み1,100円で販売しています。ご希望の方はshigunaru16@gmail.comまで。染め方のプリントも同封します。チップ200gで繊維200g以上染めることが出来ます。 | |