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カテゴリ:【編集部だより】
宅暮らしでかつ母親が専業主婦である家庭に育った人は、ある意味で「自炊 (や家事全般)」を行う機会を奪われているといえます。この辺の細かい見地や分析は、今日ジェンダーやフェミニズムの論理に託されるところなのでここでは言及しません。いずれにしても、このような現実がある場合、どうしても自分から進んで家事をしようと思い立たないでしょう。


もその例に漏れず、現在までずっと自宅で暮らし、母親は専業主婦であるため、家事などしなくてもいいのです。多くの人は、私が家事をしていることを知ると意外な顔を隠しません。では、私がなぜ家事をするようになったのか、という点にセクシュアリティが関わってくるので、それを紹介します。

が炊事をはじめ家事をするようになったのは、高校生のころです。人から理由を聞かれると、デスチャの”Independent Woman Part One”を聞いて「インディペンデント、これだ!そのためにはまず家事だ!」ってインスパイアされたなどとふざけた回答を用意しているのですが、セクシュアルマイノリティとして生きていく、というライフスタイルにはどうしても「シングル」という概念がつきまといます。その善し悪しは別としても、どっちに転がっても「一生シングルでいるかもしれない(恋人と同居=生活することもない)」ということは否が応でも現実としてつきまとってきました。そのとき、全般的な生活力というものが必要だと感じないわけにはいきませんでした。そして生活力を養う家事の中でも、炊事がもっとも練習を要するものです。もちろん外食や中食、コンビニ弁当という選択肢はありますが、「栄養のバランス」を叩き込まれた私にとってこれらの食事は少なくとも「日常食」ではありません。

った料理が得意な男性はよく目にしていました。高校生にときの担任の先生は、生徒に本格派自家製カレーを振舞ってくれたぐらいです。しかし私が目指したのは、本格的でプロフェッショナルな料理ではなく、あくまでも「日常食」でした。毎日本格派な料理を作っていると永続きしません。私が見ていた料理が得意な男性というのは、非日常空間を担っている宴会用の存在であったように記憶しています。もちろんそれはそれで価値あることだとは思いましたが、やはり日常の炊事に男性がかかわるようには感じられません。それは、従来の家族形態の中で「結婚してお嫁さんに作ってもらう」などという寝ぼけたイデオロギーが多少なりとも内面化しているといわざるを得ませんが、そこから外れることを意識したとたん、現実に自分が解決しなければならない問題として私に襲い掛かってきたのです。

近では家族形態も多様化してきたため、「夫仕事、妻家事育児(介護も)」 という形も疑問視されてきはじめましたが、今まで母親に依存していた男性や女性が急に「生活力」といっても、それもかなり非現実的に見えます。その非現実さは、家事をしてこなかったような「夫」とそれほど違いがあるでしょうか。私のような母を持つ人はセクシュアリティにかかわらずたくさんいるはずです。私はセクシュアリティがその自覚を呼び起こしましたが、マイノリティであることがそれを自覚させるとは思えません。逆に、マジョリティであっても私のように考え、実行した人はたくさんいるだろうと確信しています。私が「食」を考えるとき、シングルでいることと生活力、そしてその根底にあるセクシュアリティというのが食事を作るということにおいて、重要なきっかけを持っていたことを、いまさらのように思い出した気がします。

(Takashi)


12月/31お茶会テーマについて「Takashi」さんの投稿



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Last updated  2006.01.13 02:49:33
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