『男はつらいよ・知床慕情』――蘇る知床伝説!
8月4日に、このブログでエアコンを点けるとか点けないとかいう話をしましたけどね。よく考えたら、1996年のその日、邦画ファンにとって、ある重大事件が起こったんでした。そのことを書き留めておかなきゃいけなかったのに。8月4日。この日は、日本が世界に誇る映画シリーズ、『男はつらいよ』(1969年~)の主演を27年間に渡って務めてこられた、渥美清さんの命日なのです。そこで、今日紹介する映画は、これ。↓【送料無料】第38作 男はつらいよ 知床慕情 HDリマスター版『男はつらいよ・知床慕情』(1987年)数あるシリーズの中でも、秀作との呼び声の高い作品です。渥美清さんと三船敏郎さんという、今は亡き名優コンビが顔をそろえてます。相変わらずの旅がらすな寅さん(渥美清)、今作では北海道東部に位置する知床半島で、ある無骨で人嫌いな獣医・順吉(三船敏郎)と出会います。嫌われ者の順吉ですが、実はスナックのママ・悦子(淡路恵子)に、密かにゾッコン状態。何となく順吉の家に厄介になっているうちに、東京で暮らしていた順吉の娘・りん子(竹下恵子)が帰ってくるのでした。北海道・知床の大自然を舞台に、順吉&悦子・寅さん&りん子の純愛物語の花が咲きます!【160円メール便発送可】世界遺産・知床 地の果てに残る聖域【中古】【used/ユーズド】【その他DVD】【4,000円以上で送料無料】物語最大の山場は、地元の仲間達とのバーベキューパーティーのシーン。そこで悦子は、遠くへ旅立つことを告げます。当然順吉は猛反対。何であんたに止められなくちゃいけないのよ、などと正論を並べ立てられ、順吉はついに、一世一代の大勝負。「わしが……惚れてるからだ! 文句あるか!!」男っぽい役柄にはうってつけの三船敏郎さんが、こんな啖呵を切るんですから。まさに涙ものですよね~。この映画が公開されて……もう四半世紀たつわけですが。渥美清さんに三船敏郎さん、この邦画界にその名を刻むふたりが遺した功績は、時代が変わっても色褪せることはありませんね。ぜひとも後世に残すべき逸品です。この映画を観たら、知床に旅行に行きたくなるかも~。2011 るるぶ知床阿寒 釧路湿原網走 / るるぶ情報版 北海道 6 (単行本・ムック) / JTBパブリッシング