『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』――アンコール上映第3弾
【ウインターSALE 25%OFF~】ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 コレクターズ・エディション(2枚組) / イライジャ・ウッド『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』(2003年)前回から間が空いてしまいましたけどね。ようやくこの壮大ファンタジーシリーズの、最終作を語れる日がきました。340億円という史上空前の総制作費をつぎ込み、スタッフ・キャストの合計が2千人、エキストラ数2万人(どっかのサイトでは2万6千人と書かれてました)、撮影日数15か月と、この徹底ぶりにはピーター・ジャクソン監督もプレッシャーだったんじゃないでしょうか。あの映画を観ると、原作『指輪物語』のほうはどんなにすごい作品だったんだろうって思ってしまいます。冥王サウロンが邪悪な力をこめた指輪を、滅びの山の火口に投げ込む旅を続けるフロドとサム。指輪を携えるフロドは、指輪の魔力に身も心も衰弱していき、これまで献身的に支えてきてくれたサムにまで疑惑の目を向けるようになります。一緒に旅を続けるゴラムの策略もあって、指輪を代わりに運ぶというサムの申し出を、実は自分のものにしようとしてるんじゃないかと勘ぐり、ついには「帰れ!」と命じて行ってしまうのでした。一方、アラゴルン、レゴラス、ギムリらが率いる人間勢と、サウロンの軍隊との戦いも、激化の一途をたどります。どーにかこーにか勝利を重ねていきますが、戦力はまったく衰えないサウロン軍の前には、どう見ても不利。それでもアラゴルンは、フロドがサウロンの指輪を滅ぼしてくれることを信じて戦いを続けるのでした。このサウロンと人間との戦争がねー。またすごいんですよ。さすがエキストラを2万人以上も使っただけのことはあります。日本映画じゃ絶対に真似できないスケールのでっかさを、存分に見せ付けてくれました。あの戦闘シーンだけでも、観る価値はあるんじゃないでしょうか?また、フロドのほうも危機に陥っていました。ゴラムの罠にはまり、大蜘蛛シェロブの住処に入ってしまい、毒針に倒れます。そこへ駆けつけてフロドを救ってくれたのは、サムでした。指輪の魔力で歩けないくらいに弱ってしまったフロドを、サムは「あなたの重荷は担えませんが、あなたを背負うことはできます」と、彼を背負って歩き出すのでした。さあ、この指輪を巡る壮大ファンタジーバトルの結末は?果たして、冥王サウロンに打ち勝つことはできるのでしょうか?……最後にひとつ、疑問点を述べさせていただきますね。疑問というより不満ですけど。あの映画、ラストの20分くらい、必要だったのでしょうか?戦いが終わったんだから、さっさと締めちまえばいいようなもんだと思うんですけど。なんか引っ張りすぎてるような。そうそう、そういえば。日本映画でも昨年、話題の3部作の完結編が公開されました。【20%OFF!】20世紀少年 最終章 ぼくらの旗 【通常版】(DVD) 【発売日お届け!2010年2月24日発売】『20世紀少年-最終章-ぼくらの旗』(2009年)もちろん『ロード・オブ・ザ・リング』ほどじゃありませんが、こちらも邦画初の3部作なだけあって相当なビッグスケールでした!日本映画であれだけ壮大な作品には、なかなかお目にかかれるもんじゃありません。特に、エンディングのシーンがすごかったです!DVDは、2月24日にリリースとか。予約はお早めに~。