久しぶりに酒屋に行きました。
こんどお祭りに持っていくお酒を買いに行ったのですが、
もちろん目的のものは速攻で購入して
それから店内を見て回ると
面白いものがありました。
アブサンとウニクムです。
どちらも薬草酒ですが
アブサンは一時期製造が禁止されていた
フランス、スイス、チェコ、スペインを中心に
ヨーロッパ各国で作られている薬草系リキュールの一つです。
ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどを中心に
複数のハーブ、スパイスが主成分となっています。
これ結構甘くて好きです。あと水を入れると白濁するのも
なんとなく不思議なお酒です。
一方、ウニクムは、はハンガリーで広く飲まれている
ハーブリキュールないしビターズで、食前酒および食後酒として
楽しむのが普通だそうです。
ツヴァック社が40種以上のハーブを用いてオーク樽で熟成させる
門外不出のレシピで作っているものです。ただこれかなり苦いです。
養命酒に似ていますが、苦い養命酒?って感じです。
アブサンの特徴や飲み方(Wikiより)
アルコール度数が高く70%前後のものが多い。低いものでも40%程度、製品によっては89%を超えるものもある。薄く緑色を帯びており 水を加えると非水溶成分が析出して白濁する。色と白濁の度合いは製品によって大きく異なる。他のリキュール類と異なる、特殊な香りと味を持っている。本来は砂糖が入ってないためリキュールではなく、ジンと同じくスピリッツとして分類される。
そのまま飲むこともあるが、度数が高いため薄めて飲んだり、特異な香気があるためカクテル材料としても用いられる。薄めて飲む場合、角砂糖に垂らす方法がよく知られており、しばしば「アブサンスプーンをグラスの上に渡してその上に角砂糖を置く」という形で供される。グラスの上に渡した角砂糖をアブサンで湿らせて着火し、ミネラルウォーターを注いで消火し、アブサンスプーンでよく混ぜたものをクラシックスタイルとして提供している。この独特な飲み方をするために、アブサンには独特の道具が用いられることがある。アブサンの名産地の一つであったポンタルリエの名を冠したポンタルリエグラスは、球形の液溜めの上にグラス型の部分を乗せた独特な上げ底の脚付きグラスであり、液溜めの部分にだけアブサンを注いでから水を注ぐ。角砂糖を置くためにアブサンスプーンという穴が開いた、時に装飾的な形状のスプーンを使用する。水を滴下するために使用する水差しはカラフェやファウンテン、ブロウラー(ドリッパー)といったアブサン専用の独特な形状の物が存在する。
ウニクムの説明です。
元はハプスブルク家の侍医であったツヴァック・ヨージェフが1790年に皇帝ヨーゼフ2世のために作った健康酒であり、これを飲んだヨーゼフ2世が "Das ist ein Unikum!"(「これはユニークだ!」)と評したことから、ウニクムと名付けられたという。第二次世界大戦後にハンガリーが共産化すると、ツヴァック家は伝統のレシピが共産主義政権に渡らないようツヴァック・ヤーノシュとツヴァック・ペーテルの2人にレシピを託してアメリカに亡命させ、ハンガリーでは残った者が教えた偽のレシピで製造されていた。ツヴァック・ヤーノシュはアメリカに移住する際に、ミラノに住む家族ぐるみの友人に元のレシピによるウニクム製造を託していた[2]。共産主義政権が崩壊すると、ツヴァック・ペーテルはハンガリーに帰国し、伝統のレシピによるウニクム製造を再開した。また、ツヴァック家は工場の経営権とブランドそのものも買い戻すことができた。