衝動買いなんてしません

​​​​​​​​​けっこう汚れていたキャンバスバッグを

洗濯することにしました。


元々usedで買ったものです。

革が使われているので、

革のオイリーな臭いがキャンバス地に

染み込んでいるような感じがします。

ちょっと気になるようになってきましたので

脱臭もします。



まずは、市販の高濃度な洗剤で

1時間つけ置き（40℃の湯）をします。






このバッグには大きな金具がついているため、

洗濯機は使えないので、

ひたすら手動でじゃぶじゃぶします。



洗った水から茶色っぽい汚れが出なくなったら、

天日干しをします。


陰干しとかは全く気にせず、

殺菌も兼ねて紫外線に思い切り当てます。






天気が良ければ1日で乾きます。



乾いた後が自分のこだわりポイントです。


スチーマーで繊維の奥まで殺菌、脱臭をします

※水にオスバンSを100倍希釈で入れているので

殺菌効果が期待できます。

​（過去ブログ）スチーマーにオスバンSで完全消臭​






昔の帆布なので非常に堅牢に作られており、

つけ置きと手洗いだけでは繊維の奥まで

洗いきれません。


そこで高温のスチーマーを全面にかけます。


この生地ですと、スチーマーを

ぴったりくっつけて噴霧させても、

反対側から湯気が出てきません。

（ずっと触っていると熱くなるので注意です）


そうとう分厚く、密度の高い生地です

やはり昔の物はしっかりしています。


なお、自分はスチーマーをけっこう頼りにしており、

詳しい話は以下の過去ブログ書きましので、

読んでみてください。

脱臭は定期的に行うのがポイントだと思います。

​（過去ログ）スチーマー各社の比較と効果的な使い方​




これにて洗濯と脱臭が終わりました。

続いて、留め具の錆をとります。

ここが錆びていると、革ベルトが通りにくく、

とても使いにくいです






要所に使われている革も非常にタフです。






普通の粗いサンドペーパー(#100）で

ガリガリやれば、簡単に錆は落ちます。






ピカピカに仕上げるまでのこだわりは無いので

ざらつきが無くなれば完了です






いかつくなく、柔らかい形のバランスが

とても良いと思います。

サイズは意外と小さくて、

横35cm×縦25cm　奥行12cmくらいです。



ベーシックで何の特徴も無い、

とも言えますが、自分はとても

気に入っています。








今回、洗濯とスチーム脱臭をして、

帆布がまた少し褪せたように見えますが、

爽やかに仕上がりました。




なお、異常に劣化している点があり、

お気づきだとおもいますが、ミリタリー調


・・・ではなく

昔ベルギー軍で使われていた本物です。






1953年製なのでしょうが、

余り詳しくないので分かりません。


最近は絶対数が減ったのか

見かけなくなりましたが、


この鞄をリメイクして販売している

ショップなどもあるくらいなので、

人気があるバッグだと思います。




なお、実際に普段使いしていると

機能面で優れているので、使い勝手がいいです。


スマホやFRISK、キーケースなどが入る

ポケットは5か所もあり、かなり便利です。



また、軍の物とは思えないほど縫い目や

角の仕上げが丁寧で、


横からの雨などもしっかり防ぐ機能的な

造形がされています。










ナイロンが開発され、爆発的に広がる前の

キャンバスは非常にしっかり作られており、

安心して使えます。


雨に濡れても中まで水が染みることは無いです




ただ、鞄の中に仕切りがあるので、

大きなものが入りません。






何に使われていたか分かりませんが、

ペットボトルなどを入れるのに

使えなくも無いです・・・少し無理やりです











今のところ不便は無く、

むしろこの仕切りがある方が

自分の使い方には便利ですが、


邪魔になるようなら仕切りを

切り取ろうと思います。




このバッグを今、探したら

2店舗しか見つかりませんでした。

価値は無いような気もしますが、

残数も無いのかもしれません。
​
セール中 ベルギー軍 キャンバスショルダーバッグ USED ミリタリー バッグ​

値段は昔から変わらず安めです。
​​​​​​​​​​
ベルギー軍放出 綿キャンパスショルダーバッグ【中古】​


フランス軍のも良さそうです。

フランス軍マセットバッグ(USED)ミリタリー