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カテゴリ:料理・グルメ
長野と北海道の蕎麦の産地に滞在し、蕎麦打ちを100回ほどこなし、蕎麦屋に関する記事を40記事ほど投稿して研究してきました。
蕎麦の旨さの指標が何かがわかってきました。それを紹介します。 蕎麦が旨く感じる指標は、ほとんどの人がそう感じる項目と、好みによって分かれる項目があります。2つに分けて紹介します。 1.ほとんどの人が旨いと思う項目 蕎麦粉のブランド。北海道幌加内、常陸秋蕎麦、信州安曇野、越前蕎麦など有名ブランド。 配合率。蕎麦粉8割、つなぎの小麦粉が2割の二八蕎麦が美味しいと言われています。 十割(生粉打ち)は賛否があります。 手打ちによりエッジが立っていること。 挽きたて打ち立て茹でたての3たてであること。 (店で石臼挽きするケースは少ないのでせめて打ち立て茹でたて) 切りむら、端切れがないこと。 水回し、練りがよくコシがあり、喉越しがあること。 茹では、大きな鍋で、過度にかき回さず鍋の中をまわり適度な時間茹でられていること。 ぬめり取り、氷での締め、水切りがしっかりしていること。(一部水切りしない蕎麦も) 蕎麦の香りがすること。最も難しい指標で新蕎麦でない限り香りがない場合が多い。 2.好みにより違う項目 麺の太さ。おおよその人が細い蕎麦を好みます。切りべら25から30。 (切りべら:3cmの幅で何本に切るか) 星あり、舌触り。ツルツルの更科蕎麦を好むか、野趣あふれる田舎蕎麦を好むかで変化。 これだけの項目をカバーしていれば間違いなく蕎麦の名店です。 いい加減な蕎麦屋はこれをクリアできていません。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.02.19 21:45:26
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