|
カテゴリ:源氏物語つれづれ
クラシック音楽好きな茂グリさん、コメントをありがとうございます。 ここでは源氏が琴の琴(きんのこと)を、権中納言が和琴(わごん)を、 辞書を引くと琴の琴と筝の琴は同じ七弦楽器のようですので、 ご存知のように、このころの貴族階級にとって「管弦の遊び」は優雅な知識人としての それは天皇でも同じだったようで 幼少のころから手とり足とり「名手」といわれる人から伝授されたのでしょう。 そのころは誰もが共有できる楽譜というものも多分なかったため、 ピアノとクラシックギター、尺八を習ったことのある人に聞いた話ですが、 一番顕著なのは津軽地方の民謡だそうで、同じ曲でも歌い手、弾き手によって 同じように琴、三味線、尺八、歌がそれぞれみんな別々の旋律を演奏しているのに、 そういった各パートの独立性を加味して考えると、 原文で「いみじうおもしろし(たいそうおもしろいのです)」と記されているのは、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
March 4, 2017 11:27:47 PM
[源氏物語つれづれ] カテゴリの最新記事
|