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オカルティストの日記 (オカルトブログ乾坤一擲編)

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2007.08.07
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カテゴリ:陸軍?よもやま話

安倍政権は大マスコミから、庶民の皆様お茶の間に至るまで、ありとあらゆる所で

サンドバックの様に、時には娼婦のように叩かれまくっております。

内閣支持率も急降下を続けまして、安倍総理誕生当時の国民的人気はどこへやら

今や「死に体」とまで言われております。「死にたい」と思ってたりして・・・安倍さん。

私も、このブログの中で安倍総理に対して、総理を「ヘタレ」と称しましたり

「美しい国\(^o^)/」などと茶化したりしていい気になっておりました。

しかし、ふと冷静になって考えてみますと
安倍総理ってそんなに極悪、
絶対悪だったのでしょうか?

もしかして私たちは大マスコミの流します
一方的な情報に波に飲み込まれ
洗脳されているだけなのでは?


と、思いが至ってしまったのであります。

そこで、一歩立ち止まって、安倍総理につきまして、出来るだけ冷静に、冷製パスタに

考えてみたいと思いますm(_ _)mみのさん夏休み中。

◆前宣伝

安倍政権発足まえの前宣伝はそれはもう大変なものでした。

保守派の知識人、マスコミの方々を中心に、政権発足前にも関わらず

安倍さんへの期待値は最大値にまで高められました。

安倍さんも「美しい国へ」とのタイトルの本を出版し

「美しい国」、「闘う政治家」、「再チャレンジ」、「戦後レジームからの脱却」など

流行語の様に飛び出す言葉は、保守派を喜ばせ、進歩派を大いに苛立たせました。

しかし、のちに両面からそっぽを向かれることになるとは・・・

小林よしのりも想像してなかったことでありましょう。

◆自民党総裁選

総理になる為の通り道、自民党総裁選がスタートしました。

麻生さん、谷垣さん、安倍さんの三人で総裁の座を争うと言うことでしたが

実質的には、安倍さんの勝利は確定路線であり、マスコミ、政界の感心は

安倍さんがどの位の得票するかに絞られておりました。

結果は、ネットを中心に人気を集めました麻生太郎候補が予想外の善戦。

また、安倍さんのタカ派色にアレルギーを感じたハト派の皆様の票を集めました

谷垣貞一さんも、ある程度の得票を獲得、安倍さんは、圧勝とはいえ予想以下の結果であり、

今考えれば、これが安倍さんのケチの付き初めであったのかもしれません。

◆組閣

総理に就任した安倍総理は、早速、組閣を行いましたが

この組閣が進歩派の皆様を中心に反発を呼びました。

何故なら、安倍さんの思想に極めて近い方達で固められていたからです。

しかし、直接思想面を批判することは、国民世論に対して効力が薄いと感じたのか

「論功行賞内閣」「お友達内閣」という言い回しで安倍批判として噴出いたしました。

思想の近い人を集めるのはおかしかったら、思想の意味がないですからね。

思想無き政治が日本をダメにしたのではないか?思われてしまう場合もありますし・・・。

「論功行賞」も功があったものに賞を与えるのは、良く考えれば当然のような気もします。

しかし、この内閣は後に「身辺調査」「問題発言」と言う全く別のテーマで

揺れ動く事となるのですが・・・。

◆訪中・訪韓・歴史認識

安倍総理と言えば「タカ派」のイメージであり、

このイメージを嫌う人々からの支持を得る事が必要であると考えた事と、

小泉総理時代に冷え切った、中国・韓国との関係を改善するため安倍総理は持論を封印。

国会で、いわゆる従軍慰安婦問題、先の大戦の責任の問題などで防戦一方となります。

これは、訪中・訪韓を直後に控えていたために、いたずらに両国を刺激しないための

判断でしたが、村山談話、河野談話まで踏襲し、祖父まで貶めるその答弁に

早くも、安倍総理を見限る保守派の方が出始めました。


そして、安倍総理憎しの左派及び朝日新聞は勝利宣言。

安倍総理のヘタレぶりはここに始まりました。

直後の訪中・訪韓の成功により、支持率は上昇。小康を得ましたが、既にこの時に

思想面では死に体になっていたのかもしれません。

◆その後

それは皆様がご存知の通りです・・・m(_ _)m

小泉時代のツケと、閣僚の相次ぐ問題に、曖昧に対応する安倍総理。

戦う政治家の姿は、もはや何処にもありませんでした。

いえ、たとえ闘ったとしても、大マスコミは、小沢一郎率いる民主党に付いており

もはや報道されるはずも無く、勝負はついておりました。

例外的に、悪い闘うイメージの強行採決シ-ンは大きく報道されましたね・・・。

そして、今夏の参議院選挙。

あれだけ年金問題で「社会保険庁」が問題になりましたのに、

社会保険庁に勤める、お役人サマの組合が支持する政党が大躍進し。

大マスコミの力の巨大な影響力を見せつけました。

安倍自民は、参議院での過半数を大きく割り込み、誰もが引責辞任かと思いましたが

まさかの続投を決定。今後の政局から目が離せません。

◆これから

弱肉強食の小泉・竹中路線と、古い談合、ムラ社会体質の社会。

日本はどちらへ向かうのでしょうか?

両者のバランスを取っていくのでしょうか?

それとも、全く別の「第3の道」があるのでしょうか。

それは、皆様の目でお確かめ下されば幸いです。

それでは、最後に日本の発展と平和を祈りつつ・・・。南無~。






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Last updated  2007.08.07 14:03:48
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