第51回全日本模型ホビーショー9
ちんたら長々と展開してるホビーショーレポだが、今月の各模型誌に当然ながら取り上げられて、シロートとはひと味もふた味も違うプロの画像が楽しめるわけだし、長々やってる間にも刻々と発売される新作ミニカーも溜まっちまって、幕を引くラストは独立系っつか硬直化したメジャー企業よりも活気ある中堅中小めぐり。 まず、ネームバリューからすれば中小って括りでいーのかビミョーだが、タミヤとチャンチャンバラバラやらかして、ブースの位置取りもビミョーなフジミ。1/20 ティレルP34フォード1/20 ザウバーC30フェラーリ 参考出品ながら、もうF1モデル=フジミという図式でいーんじゃないの?って感じ(そこがまたタミヤの不興をかってるんだろうが)しかしながら、ザウバーはいけませんやザウバーは!金型製作に資本投下する以上売れるクルマに投資するのは当然だが、いくら日本人が乗ってるとはいえ戦闘力のないC30よりも出すべきクルマは他にあんだろ?まあ、資金的にカスカスなザウバーだから金目当てで模型化承諾のハードルが低いのかも知れんが、ミニカーでさんざっぱら出てんだし、正直もうええやろ。 次、どーゆーわけかエブロのブースに展示されてたタスカのプラモデル。1/24 ツェンダップKS750サイドカー タスカといえば、II号ルクスに始まりシャーマンのサスペンション単品売りや各種シャーマン、さらには誰もやらなかった1/24スケールのII号戦車とか大向うを唸らせる商品群でクロート好みのメーカーなんだが、何故にエブロんとこに?エブロもついに先祖がえりっつかプラモ(ゴールドリーフロータス72!)に手を出すみたいだからその販路の関係か? 続いては1/24スケールのソフトスキン程度でびっくらしてちゃあ困ります、な一品。1/6 M4シャーマン タスカのII号ルクスの販売元だったプラッツのブースに何気なく(っていう大きさじゃあないんだが)置いてあった超ビッグスケールのシャーマン。既存のドラゴンなんかのアクションフィギュアと並んで置いていけますって一体なに考えてんだか(^^ゞ同じくプラッツのブースにあった完成品戦車。1/72 97式中戦車チハ 兵器としちゃあまったくダメダメな日本戦車も、商品の出来はバツグン。この他にも4輪装甲車Sd.Kfz.222とか出来のいーのが展示されてたが、惜しむらくは取り扱い店舗があんまないんだよね~リアルショップに(-_-;) 今回のホビーショーはプラモ熱の低下がとても目立ったんだが、ココはチカラが入ってた(つってもプラモじゃないけど)ディオラマ “碓氷峠” 電車ひと筋ン十年(て訳じゃないが)のトミーテックが、やる気のないやっつけ仕事に始終したタミヤらに代わって、模型ってのはこーゆーもんだろ!を目で見える形で示した感のある超大作。いや、ホントにこの姿勢にはアタマがさがるわm(_ _)mとかいーながら、毎年、今回のベストみたいなのを選んでんだけど。。。1/7 篁唯依‐月華‐ 今回のは、こんだけプラモ!プラモ!って危機感あおりながらも、中国製PV完成品だったりして、どーゆーオチだよ(^^ゞ