極上霜降り和牛(トヨタGT-One)
8月発売予定のヤツを予約してるんで買う予定はなかったんだけど、ミニカーサイトでかなり評価が高いし、んじゃここはいっちょ買ってみるかいってなもんで。会員ポイント使って実費800円だったしね(笑)好評価ってゆー割には未だに売れ残ってるって。。。hpiレーシング1/43 トヨタGT-One#27 片山右京 / 鈴木利男 / 土屋圭市 超Aランク霜降り和牛肉の如き「サシ」の入ったカラーリングがイヤハヤなんともすげーセンスなトヨタGT-One(別名TS020)は1998年のルマン挑戦者。3台体制のトップナンバーなれど、そこはそれ日本のクルマなんだぜってアピールしたいがための処置で、現実エース車輌は?といえばマーチン・ブランドル/エマニュエル・コラール/エリック・エラリーの実力者を揃えた#28号車だろ。 どっから見てもスポーツプロトタイプなれど「ちゃんと市販してんだからGTカーだよん」とかヘ理屈こねて強引にGT1クラスにねじ込んだGT-Oneは、当然バカッ速。あまりの速さにミッションがついていけず(お粗末!)、壊れちゃあピットで修理して、その遅れはコース上をかっ飛んで取り戻すっちゅーまったく非効率なレースを展開するも速さに足をすくわれて自爆、あえなくリタイア。その後バックアップの#29号車が、その存在意義どおりにトップへ浮上。残り80分まで首位を死守するもアキレス腱のミッションが遂に壊れてコース上にストップ。結局バックアップのバックアップとして淡々とレースを消化していた#27号車が9位に入って事実上の惨敗。 その「惜しい!あとちょっとだったのにぃ~」な#29号車がコレ。(コイツがあったから、hpi購入にはさほど積極的ではなかったんよね)ミニチャンプス1/43 トヨタGT-One#29 ティエリー・ブーツェン / ラルフ・ケレナーズ / ジェフ・リース 「サシ」はオールデカール再現なれど破綻もなく高品質なミニチャンプスGT-One。ある意味「生産」とゆー観点からすれば、商品レベルの維持はhpiよか断然高みに位置する。結局hpiの評価が高いのは、要はミニチャンプス品がプレミア価格でおいそれと手が出ないからってことなんじゃないだろか。 こうやってふたつ並べてみると、デカールか否かの違いはあれど、相対的にあんま差がない。ちょっとパーツの合いが(特にノーズのあたりの隙間)が絶望的だけれども、特徴的なボディサイドのエアスクープ表現方法としてはミニチャンプスが上。 こんな感じでカーボンケブラー感をうまく表現してる。実車はこんなにカーボン目が見えてるのかイマイチ検証してないが、模型的な付加価値としては百点満点つけちゃうよ。とはいえ、もう一般市場じゃあ入手困難だから、その意味でhpiの存在意義は高いよね。