1回では書ききれないので、とりあえず公式大会の雰囲気や、大会の進行のことを第1回として書きます。
「パネル」
会場は、イベントや展示のための会場の一つで、大きさは十分でした。公式大会用のスペースは、参加可能枠いっぱいにセットしていたんだろうと思いますが、フリーをするスペースも十分あり、座りこんでいたら邪魔だと移動させられたりといったことは、ありませんでした。(これは他の会場も同じではないかと期待できます。)
「大会会場」
右手に見えるのが、公式大会の会場になるわけですが、約1000人の参加可能枠に対して、実際の参加者は5百人足らずだったようです。当日受付の枠が、300人強だったので、予約をしたものの、来なかった人もかなりいたようです。(ちゃんとキャンセルの連絡をした人が差引されていたかどうかは分かりません。)
公式大会の会場として1000人が対戦できる机と椅子が用意されているので、このスペースの約半分は、あとから配置を若干変えて、侍×騎士や斬撃3連戦バトルの会場となります。
流れとしては、最初に受付で、申込の確認(プリントアウトor携帯画面)をします。
そのときに、まず、公式大会に参加したという右手首に赤い強化紙のリストバンドをされます。(このときにリストバンドに番号が記入されますが、これは単なる整理上の番号のようです。)
前回のイベントのリストバンドは、自分で取り外しができるため、参加前に再申し込みができるという欠陥がありましたが、今回はいったんはがすと貼り直せないシールが使われていました。(タカラトミーさんグッジョブです!)
受付を済まし、会場に入ると、予選を行うグループを記入してある首から下げるネームホルダーを渡されます。
この予選のグループは、ある程度、ランダムにしているようで、親子や友だち同士で順番に受け付けても、同じテーブルで対戦することがないよう配慮されていました。
ここで、指定された席に着席するわけですが、参加者数が想定の半分以下であるため、空席が多数でました。そのため、2つのグループを1つにまとめるよう、主催者側が個別に移動を指示しました。
私のテーブルは2グループで定員12名のところ参加者は6人で、この中から2人が決勝リーグに進出とのアナウンスがありました。(この不徹底が後々トラブルに…)
対戦は6人が3人ずつに分かれ着席し、片側のラインが一人ずつ移動する方式です。
したがって、たまたま親子で同じグループという不運があっても、同じラインに座れば対戦することはありません。
「対戦表」
対戦は3回で、勝ち3P、引き分けが1Pのポイント制です。対戦時間が10分(時間切れ後、後攻のターン終了までプレイ)しかないので、私のグループでは、9回の対戦の半分ぐらいが時間切れ引き分けでした。
1勝2分けの5ポイントより、2勝1敗が6ポイントで有利になるので、コントロール系同士の対戦で引き分けが多くなり、決勝リーグに進めなかった実力のあるプレイヤーも多くいたようです。
勝敗ポイントが同じ場合は、シールドが多い方が勝ちになります。これも速攻が有利になる要因ですが、このポイントは、時間切れになったときの最終ターン以外は、特に意識する必要はないように思います。
中部大会では、グループをまとめたのに、決勝リーグ進出者をグループから何人だすかが徹底されていなかったため、あとから追加の進出者が発表されたりとか、イベントの進行に深刻な遅延が生じ、結果、これ以降の昼からのイベントも開催が1時間以上遅れる等、大きな影響を与えました。(2人の決勝進出者がでる2グループを1つにしたのだから、4人進出させたら良かっただけだと思うのですけど?)
これは、単純な失敗なので、関西大会には改善されていると思います。
各グループごとに結果が集計され、決勝トーナメント進出者には、ウイナープロモ、午後からの決勝トーナメント用の対戦グループのネームホルダーとデッキ内容を記載する一覧表が配られます。(追記:予選と本選でデッキチェンジはできません。)
注意が必要なのは、レギュラークラスのお子さんです。事前に書いておくのではなく、決勝トーナメント進出を決めてから自分で書かないといけないので、事前に一覧表を作っておいて転記するようにした方が無難でしょう。
決勝トーナメント用のネームホルダーに入っているテーブルに座ると、同じ番号は2つしかないため、自然に対戦者が決まります。
対戦後、敗者はその場を去り、勝者は次の対戦のための次の対戦テーブルを指示されます。
ベスト168の時点で、デッキ内容の記載とデッキのチェックがあります。(間違いがあるとその時点で失格になりますので、くれぐれもご用心を。)
「キサナドゥとイエスマン」
お二人ともお元気でした。キサナドゥもいい方のようで、落ちているゴミを拾おうとして思いとどまる場面があったりとか。
キツイお言葉のわりに、プレイングは礼儀正しかったり、親父連中にはかなり好感を持たれているようですね。