↑ 公式ガイドブック
↓ DVD BOX(4枚組)
のどちらでもなく
私の読んだのは本です。
上中下3巻文庫
楽天ブックスにないのですが、
ランダムハウス講談社から
2007.3.1第1刷
上550ページ ¥997
中456ページ ¥924
下481ページ ¥945
税込、で出版されています。
主人公許浚(ホジュン)は、
郡守の私生児として生まれる。
両班の子弟と学ぶが、
科挙を受けられない。
遠く離れた地で
身分とは無関係に生きようとする。
その過程で
妻(両班の出身だか事情により妙な階級の立場)を得、
柳医師の元で学び、
内医院にも合格
「東医宝鑑」を記す。
実在の人物の骨組みに
フィクションしていった作品。
柳医師がすごい。
冷徹。
途中では嫌な人物とも思えるが
うわっ、こういう人もいたんだろうなぁ
医者の鏡?
いえ、人間としては微妙な部分もあって。
それは主人公もなんだけれども、
ハンセン氏病のこと
どう差別されたかについても触れている。
チャングムの脚本家が
参考にしたってのはこの本?
この主人公?
この本だと思われるような部分が
いくつか出てきます。
類似している。
出世への障害
伝染病の時のこと
周囲との軋轢や友愛なども。
上中下3巻の最後の方は
豊臣秀吉による倭乱宮廷の混乱ぶり
初めて知りました。
そして最後・・・
ネタばらししたくないので
書きませんが
うわっ !!!
なんですね。
はぁ~~~
そんなぁ・・・
って印象。
著者も不思議な方、かも?
もしかしたら
戦前の日本にいらしたそうです。
どうもそのあたり、
はっきりされていないのですが。