カテゴリ:テレビドラマの部屋
「それでも、生きてゆく」第7回、風間俊介さんの日記にある「それでも生きている」という言葉。
このタイトルは、人を殺す暗い衝動に襲われて逃れられない、彼自身の事でもあったのか。 自分が殺人鬼であると自覚していながら、「反省」したとしても「治る」ことができずにいる。 その衝動を抑えきれず、ついに佐藤江梨子さんを殺したかも、もしかして安藤サクラさんも、また。 今回の前半は、風間さんと深くかかわった看護師・酒井若菜さんの長い告白に引き込まれてしまった。 ほとんど登場しなかった満島ひかりさんは、大竹しのぶさんに静かに励まされていたけど、 風間さんが、酒井さんをわざと流産させるような危険性を持ったままだと知ってなお、なぜ、 満島さんを受け入れ、瑛太さんとの交際を勧めるようなことまで言うのか理解できず違和感が残った。 後半、ドラマは一気に動きサスペンスを帯びて、悲劇に向かって止めようもなく転がっていく。 どうやら、見る者を決して安心させてはくれないらしいこのドラマ、それでも見続けてしまうのでした。
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Last updated
2011年08月19日 09時28分51秒
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