「野球ソムリエ」　キャッチャーズ・アイ

すでにＮＰＢ１２球団はキャンプインしており
月末には、オープン戦も始まるというのに
パウエル投手の２重契約問題は
一向に片付く気配すらない。

こういうときにこそ、連盟なり、コミッショナーが
出て行って、調査、裁定、決着を図るときなのに
当該２球団とパウエル投手とその代理人たち
当事者に任せて解決させようと傍観している。

何のための、連盟会長なのか？
何のための、コミッショナーなのか？

オリックスは慢性的な投手不足に泣いている。
パ・リーグでの実績のあるパウエル投手は
是が非でも欲しいだろう。

福岡ソフトバンクも、主力投手である
斉藤和投手の手術による離脱、
和田投手のヒジの故障などの穴は埋めたい。
オリックスから見れば、贅沢な悩みだが
こちらも譲るつもりはないだろう。

外国人選手に対して、日本語の契約書のコピーを送り
年俸の欄は無記入でサインさせたオリックス。

また、簡単にサインしてしまったパウエル投手。

それを知ってか知らずか、福岡ソフトバンクとの
交渉をすすめた代理人と確認不足の福岡ソフトバンク。

３者３様のダメ加減。何をやっているのか？

この際、３方１両損で、
パウエル投手を資格停止選手にするのが一番いい。
野球協約には、連盟会長が認めない時事のある選手に対しての
契約を認めず、資格停止選手として、
日本球界から追放できる文言があるはずだ。

どちらかの球団との契約が成立すれば、しこりは残る。
パウエル投手とその代理人に振り回されたことになる。
それなら、資格停止選手にしてしまえばいい。

パウエル投手とその代理人にはあきらめてもらい
他の国でのプレーをしてもらうほかない。

ゴネ得で、複数年の契約を結ぼうとしたり
年俸を上げさせようとする一部の外国人選手に対する
これからの抑止の意味でもある。

アメリカは契約社会で、結んだ契約が全ての国だ。
口約束や、仮のサインであっても、訴訟対象になる。
そんなことをパウエル投手側がわからないはずはない。
言い方は悪いが、ナメられているのだ。今回は。

連盟会長、コミッショナーの判断で
パウエル投手は資格停止選手にするべきだ。
こういう時こそ、断固たる判断と姿勢を表すべきと思う。






２００８年、リスタートの小雪さんです。
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ク2008


花粉症のイライラ。私も毎年困ってます。愛用品のマスクです。