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2008.08.19
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カテゴリ:高校野球
全国高等学校野球選手権大会が終わった。
第90回の記念大会という事で参加校の枠が増えて55校。
日程も通常の14日間から17日間に延長された。
さらに北京五輪との兼ね合いという理由で大会開幕が前倒し。
8月2日という異例の早さでの大会開幕だった。
本大会の開幕が早まっても、各地方大会の日程は学業があるから、
必要以上に前倒しはできない。
そのために結局は選手にしわ寄せが行く事になる。
地方大会が終わってから本大会までが早いために、地方大会での疲れが抜けない。
本大会を勝ち上がっていく事で、ピッチャーの疲れが重なり
肩、ヒジの故障、痛みなどを訴える選手が多かったのはそのせいである。
大会を主催、運営する朝日新聞社と高野連の思惑で選手たちが潰されたのである。
大体、北京五輪との兼ね合いで開幕を前倒しするという発想が分からない。
主催、運営側が一番気に掛けるべきは選手たちの身体の事であるべきなのに、
北京五輪と大会日程が重なる事での集客減少を抑える事の方で頭が一杯だったのである。
過去にも過密日程で選手、特にピッチャーの故障が問題になった事から反省をしていない。
選手たちの身体よりも、大会収入の方を先に考える。
高野連の問題体質の根本がここに見えるのだ。
まったく救いようのない組織である。

今回の大会でも、先々が有望視される逸材は多く見受けられた。
その中でも私が特に気になった選手たちを挙げてみたい。
ピッチャーでは
浦添商の伊波くん、横浜高の土屋くん、報徳学園の近田くん、
大阪桐蔭の福島くん、宮崎商の赤川くん、常葉菊川の戸狩くん、である。
彼らに共通しているのは、コントロールに乱れが少ない事と
絶対的なキメ球を持っていることである。
また、フォームも無理のない理に適ったものであることも共通している。
その中でも特に伊波くんのピッチングは傑出している。
与死四球の数が圧倒的に少ない。
これは高校生ながら、きちんと球のリリースポイントが一定しているからである。
プロの選手の中でさえ、リリースポイントが一定しないピッチャーが多々いるのに
あのコントロールの安定ぶりは目を見張る。
加えてオーソドックスなフォームからの球の速さ、キレも一級品である。
ただ残念なのは大会中に肩、ヒジの不安を訴えたことだ。
これは戸狩くんも一緒であり、戸狩くんの方が重症である。
ヒジに痛みがあるために腕が上がらず、
サイドスローで投げていた大会終盤のピッチングは痛々しい限りだった。
彼らの故障が軽いもので選手生命に影響のない事を祈るばかりである。

野手では内野手では、
智弁和歌山の阪口くん、常葉菊川の町田くん、大阪桐蔭の浅村くん、である。
その中でも言うに及ばず、阪口くんのバッティングは10年に1人の逸材である。
一昨年の平田選手(現中日)や、昨年の中田選手(現北海道日本ハム)よりも
阪口くんの方が遥かにいい。
その理由は、高校生にありがちな上半身に頼ったスイングでなく、
きちんと下半身からスイングを支えている事だ。
さらにすり足のフォームでアウトステップをしない事もいい。
先にプロ入りした2人が、アウトステップが原因で伸び悩んでいるような事は
阪口くんに関してはないはずだ。
インサイドもなんなく捌いている事も大きな強みである。
町田くんの守備には、まったく非の打ち所がない。
フットワークとグラブのハンドリングは既にプロでも上のレベルに達している。
捕ってから投げるというのではなく、投げるために捕るような型が既に出来ている。
守りだけなら、プロのセカンドでも直ぐに通用すると思う。

外野手では、
常葉菊川の伊藤くん、大阪桐蔭の奥村くん、である。
奥村くんの遠投力はものすごい。
ピッチャーも兼ねているから地肩が強いのは分かるがそのレベルが違う。
甲子園のライトの定位置あたりから、ホームまでダイレクトに投げてくる。
そのスピードたるや、プロでも上のレベルのものである。
伊藤くんの地肩も奥村くん並みに強い。
さらに走力があるので守備範囲がかなり広い。
足の速さと、地肩の強さは鍛えて速くなったり、強くなったりはしない。
もって生まれた能力で決まってしまうのだ。
この2人のそれはプロ級のものである。
さらに伊藤くんにはどことなく、持って生まれたスター性が感じられる。
昨年、2年時の夏では代打で逆転3ランを放った事はいまだに強く印象が残っている。
今回の大会でも勝ち越しホームランや逆転打など、目立つところで打つのである。
こういった運というかめぐり合わせは、並みの選手にはないもののはずだ。
ただ、この2人もバッティングフォームとなると問題がある。
今の上半身主導のスイングとアウトステップを矯正しないとプロでは悩むだろう。
早いうちに良い指導者と共に治せればと思わずにはいられない。

ベイスターズに欲しい高校生選手としては、
神奈川県下では、東海大相模の大田くんと横浜高の土屋くんがトップ2なのだが、
浦添商の伊波くんと、常葉菊川の町田くんも欲しいところである。
伊波くんのコントロールと町田くんのグラブのハンドリングと堅実な守備は
今のベイスターズの選手には少ないタイプの選手である。
先に挙げた選手たちも含めて、彼らがプロ志望届けを出すならば
間違いなく激しい争奪戦になる事になるはずだ。






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最終更新日  2008.08.19 16:51:22
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