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「野球ソムリエ」 キャッチャーズ・アイ

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2008.08.22
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カテゴリ:北京オリンピック
疲れにめげることなく、よくやった!感動した!!
本当に勝った時には泣けてきた。
ソフトボール女子日本代表が悲願だった金メダルを勝ち取った。
長年の宿敵アメリカを退けて。

一昨日の2試合の疲れがあるだろうに、先発はやはり上野投手だった。
1日2試合の登板はよくあるソフトボールとはいえ、
2試合連続の延長タイブレーク、それも五輪でのことだから
肉体的にも精神的にも消耗していないわけがないが、
あと1試合、打倒アメリカと金メダルをかけての戦いだという事が
モチベーションとなって昨日の登板もこなせる原動力になったのだろう。
ソフトボールのピッチングは野球に比べて、肩、ヒジの負担が少ないとはいえ、
2日間で400球を投げぬく事は驚異的である。
10年前、夏の甲子園での松坂投手の延長17回250球を含む、
準々決勝以降のピッチングを思い出した。

昨日の戦いぶりは、ソフトボール女子日本代表の本来のものができていた。
守備は最大の攻撃、として全員が堅守することで
何度となくあった、アメリカの得点チャンスを凌いだ。
もちろん上野投手のピッチングがあればこそだが、
バッターごとにポジショニングを変えて、
ヒット性のあたりをいくつもアウトにしたバックの堅守が失点を防いだのである。

攻撃では、パワーでは勝てない欧米勢に対して機動力と小技で立ち向かう
日本代表の戦い方が充分に発揮された。
2点目こそホームランだったが、
1点目は2ベースでのランナーを送りバント、内野安打で還し、
3点目もランナー2人を送りバント、3塁からのエンドランでもぎ取った。

女子ソフト日本代表の野手は全て、走って守れる選手で構成されている。
チームの戦い方、戦略にあった選手を招集したからである。
見た目、がっちりした選手もいるが彼女たちだって走って守れるのである。

これは女子ソフト日本代表に関わらず、日本のすべての球技に通じる戦略だ。
高さやパワーで勝る欧米勢に球技で立ち向かうには
男女問わず、これしかないのである。
今回の北京五輪では、女子サッカーと女子ソフト、女子バレーなどが
守り、スピード、組織力をキーワードにした強化を重ねて
欧米列強に戦いを挑んでいた。
それぞれの完成度に差はあるものの、その戦略自体は間違っていない。
ただ、最後の肝心なところでの個の部分の差が埋めきれていない。
1秒のカベに挑んで、善戦した女子バレー、
ボールも人も動くサッカーで、銅メダルにあと一歩のところまで進んだ女子サッカー、
埋めきれていなかったのは、絶対的なエースや決められるストライカーの部分だけだ。
唯一、女子ソフトには、
欧米にも引けをとらない上野投手という絶対的なエースの存在があった。
チームも選手たちもそれを軸として戦い、
上野投手がその期待に応えたからこその金メダルだった。

五輪競技になったアトランタ以降、すべての五輪で
女子ソフト日本代表の前にはアメリカが立ちはだかって金メダルは取れなかった。
今も昔も含めて、女子ソフトに関わった、また関わっている人たちの悲願が
アメリカを倒しての金メダル獲得だったのだ。
ひとつの区切りとなる北京五輪で、女子ソフト日本代表が
金メダルを獲得することができたのは大きな意味がある。

一昨日の上野投手の熱投を中心とした、選手たちの戦いは
間違いなくソフトボールという競技の良さを子供たちに伝えたと思う。
五輪の精神にもある、競技の認知、普及に大きな役割を果たした。
レギュラーも控えの選手も、チーム一丸となって戦い、
気迫、気概、執念、闘争心、慌てない冷静さなど、
チームスポーツの良さや大切な事を女子ソフト日本代表の選手たちは表現してくれた。
かっこよかった。とてもかっこよかった。
表面だけでない、内面からのかっこよさが間違いなくあった。
おめでとう!そしてありがとう!!と、
心から思える女子ソフト日本代表の戦いぶりだった。





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最終更新日  2008.08.22 08:13:15
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