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イタリアで食べたい

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Category

Jun 27, 2006
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カテゴリ:料理
さてさて、イタリアには、漁師さんの数だけズッパ・ディ・ペッシェがあるらしいです。

きのうも書いた通り、ブロデットカッチュッコチュッピンあたりが、3大ズッパ・ディ・ペッシェ。
チュッピンは魚を煮てから裏漉しするので、見た目で他とは違うことがすぐに分かります。
でも、ブロデットとカッチュッコは、どこが違うのかなあ。

ブロデット。
  ↓
www.stradeaperte.it/Archivio/2005.1/Immagini/brodetto.jpg

カッチュッコ。
  ↓
www.piccolohotelversilia.it/piatti%20tipici/cacciucco.jpg

う~ん、写真を見ただけじゃ、よく分からない。

それじゃ、レシピをチェックだー。

まずは、ブロデット。

ブロデットの本場、マルケ州には、レストランが集まって結成した、“ブロデット・アカデミー”、というのがあって、ブロデットのことを、勝手に色々定義しています。

まず、魚はすべて新鮮なもので、最低80%がアドリア海産であること。

そして、ブロデットを、ポルト・レカナーティ風、ファーノ風、サン・ベネデット風、アンコーナ風と、4つに分類して、それぞれのレシピを発表しています。
どれもマルケの海辺の町。

ポルト・レカナーティ風は、サフラン入り。
  ↓
www.todine.net/accademiadelbrodetto/Img/brodettop_recanati.jpeg

ファーノ風。トマトピューレ入りで、かなり赤い。
  ↓
www.todine.net/accademiadelbrodetto/Img/brodetto_fanese2.jpeg

サン・ベネデット風。グリーントマト入り。
  ↓
www.todine.net/accademiadelbrodetto/Img/brodetto_sbenedetto.jpeg

アンコーナ風。トマトソース入り。
  ↓
www.todine.net/accademiadelbrodetto/Img/brodetto_anconetano.jpeg


ファーノでは、去年の9月に、第3回ブロデットとズッパ・ディ・ペッシェのフェスティバルっていうのが開催されたんだって。
9月の1か月間、ファーノは「ブロデット月間」で、海辺のレストランのブロデットは、どこも11ユーロ(約1,600円)!

このお祭りの目玉は、ズッパ・ディ・ペッシェが有名な町からシェフが集まって、イタリアで最高のズッパ・ディ・ペッシェの座をかけて繰り広げられるがちんこバトル。
去年優勝したのは、カタンツァーロ(カラブリア)のレストラン、ダ・トニーノの、アントニオ・アッブルッツィーノさん。

アントニオさんとズッパは、こちら。
  ↓
www.arealocale.com/?action=article&ID=1035

記事のタイトル、「カラブリア優勝!」と、誇らしげですねー。

2006年の9月にも、4回目のフェスティバルやるみたいですよー。
料理バトルは、9月13~16日の模様。

ファーノの場所はこちら。
  ↓
www.fano.it/comearrivare/comearrivare.htm


ちなみに、ブロデット・アカデミーのレストランのリストは、こちらのページの下の方にあります。
  ↓
www.todine.net/accademiadelbrodetto/

レシピを詳しく見ようと思ったら、時間がなくなっちゃったー。
続きは、明日~。






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Last updated  Jun 28, 2006 09:42:14 AM
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