こわれもの
三大プログレバンドの一つ、イエスの名作と謂われてる当作品。71年発表。「Fragile」この次のアルバムを最高傑作にする人が多いですが、1曲、1曲のニュアンスアプローチが要約されているような気がするこちらが、私は好きです。アルバムジャケットとタイトルを考えると、大事にしないといけない生きた星の事を指してるのかもしれません。7月17日には「Fire the Grid」と言う祈りの一大イベントも世界規模で予定されており、TAKESHIさんの処でも今、ガイアのアチューメントが開催されています。心をオープンにすれば、言葉は伝えたいメッセージは入ってくると思います。科学が神秘に追いつかないと知った時、想いは口に出さずとも伝わり、嫉妬や憎しみを捨てなければいけない日が来ると信じたいです。勝手な一方通行の期待や恨みではなしに、他人に背中を向けない世界が来たらいい。自分は偽善者だとしても、本当の善人が読んでてくれてればいいと思ってます。^^;このアルバム、スティーブハウの示唆的なアコギで幕を明けます。リック・ウェイクマンのキーボードが神秘性を引き立たせています。ジョン・アンダーソンの透き通ったヴォーカル。彼のヴォーカルを聞いたのは、喜多郎の15少女漂流記のサントラでした。プログレ随一と思われる彼の美声は、この「こわれもの」では一層、欠く事の出来ない一端を担ってます。学生時、初めてこのアルバムをバンドの友達から教えてもらった時、今まで気付かなかった懐かしい世界観を見た気持ちでいっぱいになりました。競争する人の心よりも、ずっと綺麗な風景が絶えないように。