引っ掛かり
悪態に引っ掛けるのは、彼の内にある正義をおびき出す為。大人びて見えると包括した目線が気に入らないだろうから、卑しく折り曲がって、彼の正義をおびき出した。彼もやはり自らの正しさを支えに生きている。それを水槽のままにしておく為、彼自身もひとつの立派な水であり、ヒレでもあり、当人は周りの水とも己のヒレとも切り離せないと思っている。生まれてからずっとそう思ってきたから。常識は=水で生まれた時にあったから、入れられたものだとは思ってない。少し前の事、あなたは「お前の愛は要らない。」と言った。こっちは意地悪で慣れた住処から引っ張り出そうとしてるのに。愛と言う言葉はそれを使いたい天使が居るだけのような気が。それにどんな言葉を当てはめても結局はきっとこだわり。悪魔もそれで救われる者と光との対比で作られた都合でしか無い気がします。自分はどちらがいいとも思って無いです。今となってはですが。;想念の世界から抜け出したところに、こだわりも言葉も無い気持ちがあると信じてます。となると比較と言うより概念そのものが消えるので悩み事も消えるはずで死のうとはもはや思わなくなるんですね、きっと。私が卑しい言葉を吐けば、「それ見たことか!化けの皮が剥がれたわ。」と呼応出来るのですが、化けの皮どころか私である事すら、私の中から消えていくのでしょうね。