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テーマ:頼むよ日本政府!(580)
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これは、日銀副総裁を辞した岩田規久男先生に、経済動向塾のゲスト講師をお願いした際に直接聞いた話なのですが、岩田副総裁(当時)は、2013年、翌年度の消費税増税に猛反対していたそうです。
断っておきますが、わたくしは岩田先生や故・安倍元総理(以下、安倍総理)の「実績」を擁護したいとは、微塵も思っていません。というか、結果だけ見れば、庇えるところは見当たりません。
岩田先生は、まあ「緊縮財政を続けられたためデフレ脱却に失敗した」という話で、そもそも日銀副総裁に財政的な権力はない(厳密には「一国民」としての権力しかない)わけですが、安倍総理は別です。安倍総理は確かに、行政の責任者でした。
繰り返しますが、政治家としての安倍総理を庇う気は全くない。そもそも、反・緊縮財政に転じることができずとも、農協改革、電力自由化、水道民営化、移民拡大といった構造改革をする必要は全くなかった。
安倍政権の構造改革の結果としてのダメージを、今、我々は被っているわけですよ。政治的な実績だけ見れば、安倍政権は「緊縮財政+構造改革」という最悪の路線を突き進んだわけです。
記事タイトル: 岩田規久男・元副総裁の「正しい回顧」 ▼ブログを見る https://ameblo.jp/takaakimitsu =============================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.31 11:46:29
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