昨日の続きです。
財政制度等審議会の詐欺統計資料【成長、人口・地域等 2024年4月9日】
問題はP6。
当たり前ですが、「政府の債務残高と実質GDP成長率」について解説したいならば、X軸に「政府の債務残高」、Y軸に「実質GDP成長率」を持ってこなければなりません。
ところが、財務省は何とX軸に「政府の債務対GDP比率」を持ってきた。
日本は過去四半世紀のデフレにより、GDPが成長していない。政府の債務対GDP比率は上昇して当然です。
完全にナンセンスな「政府の債務対GDP比率」をX軸に持ってきた結果、財政制度等審議会の以下の右側のグラフになる。
【成長、人口・地域等 2024年4月9日 P6】
http://mtdata.jp/data_89.html#P6
なるほど、政府債務と経済成長率には相関関係がないんだな、と「騙す」ためのグラフです。
いや、ちょっと待て! 「政府の債務残高と実質GDP成長率」を見せたいならば、X軸には「政府の債務残高」を持ってこなければならないでしょう。
というわけで、正しいOECD諸国の「政府の債務残高と実質GDP成長率」をグラフ化しました。
【政府債務残高(倍)と実質GDP成長率(%)】
http://mtdata.jp/data_89.html#vs6p
※OECD諸国のデータ。トルコ、コスタリカ、コロンビアはデータが不十分であるため省く。
―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――
記事タイトル: 続 財務省の国家的詐欺
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