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陳氏太極拳、と、そんな生活

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あんこくじ壱級

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2007.05.12
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カテゴリ:太極拳
いつもの様に、兄弟子にぶっ飛ばされ、ヘロヘロ。

『ほら、まただ。』
『いでででで』

って感じで、同じ関節、同じ動作で取られる。

その日はそんな状況が続いた。ついでに、練習途中で
おなかの調子が悪くなり、一回部屋に戻る。
練習の部屋を出る直前、同門の先輩が訪ねて来た。

俺は挨拶をして、外に出た。

そして、練習場に戻ると、二人の兄弟子は所要で家に
帰り、訪ねてきた先輩と、師父の二人。

二人が談笑している。

横で俺は独り練習。


すると、


『俺は推手をしっかりと練習していない。
 少し教えてくれないか?』

『????いいですよ』

対打開始。

確かに、推手の連取はしていないようだ。ただ、7~8年の
練習の成果か基本的な動きには付いて来る。ダンダン相手の
息が上がってきた。身長差20センチ、体重差15kg
ま、イツモの事です。

『今仕掛けたら、ふっとぶな・・・・・・』

と、余裕をかまし始めたら、

『壱級、休憩しよう』


・・・・・・・・・・・・・。

師父から、推手について、それと俺の練習方法と過程に
ついての説明。俺はズット養生の練習方法が中心だった
ので、対人の練習時間はまだわずか。推手も1ヶ月と少し。
まあ、推手は朝晩合わせて5時間くらいだから多い方かも
しれない。

『壱級、もう一度、教えてくれないかな。』
師父が、
『技が出るようなら、出してもかまわないぞ』

っちッ、先輩の面子潰してどうすんだっての・・・・・・・、
と思いながら、再開。


相変わらず、先輩は着いてくるのがやっと。息も上がってきた。
でも、先輩の歩法はまあまあ元々他派の武術家だし。

で、突然、先輩の手法が変化した。推手の練習様の動きではない、
でたらめ且つ、何かを狙った動き。

まあ、相手に合わせよう~♪ と思った瞬間、俺は指を捕られた。

  筋拿、相手の筋力、筋、骨、関節を破壊する技。
  しかも、太極拳の用法ではない。
  ついでに、普段練習している、『フェイント』じゃない。
  普段の練習で破壊技を使ったら、練習できなくなるから
  俺達は全力の関節技、打撃技は使ってこなかった。


tuishou3



   ヤバイっ!!!! 捕られるっ!!!!


と、思ったが、抜けられた。

続いて、連戟が来た。


   やっべやっべ。

と、思いつつ、交わす。

先輩は、俺の変化と踏み込みを警戒して、こちらの間合いに
入ってこない。
先ずは俺の手を破壊する事を考えているようだ。指、肩、ひじ、
腕を狙って来る。つかまれたら終わりってやつ。


俺には相変わらず遠慮があって、どうも踏み込む気がしない。

そうこうするうちに、結局相手の息が上がって、終了となった。


『壱級の変化はスゴイねえ』
『いえいえ、どんなに変化しても、巧夫の差は埋められません。
先輩には敵いませんよ。スゴイ関節技ですね(御世辞)』



翌日、先輩から師娘に電話が入った、

『壱級の腕は折れていないか?』

・・・・・なんでも、先輩は元々外家拳の人で、先日鄭州で別の
武術家と改めて、関節技法の『研究』をしてきたそうで。
・・・・・・・・太極拳家が、他の門しかも外家の技を研究かよ、
  と突っ込みつつ。

外国人で、日本人の俺が太極拳の伝人になって、イロイロ習ってる
のが気に入らなかったもあったようで。
普通、目上の人が自分より劣る後輩にはしないでしょ。

必殺を狙ったそうです。手応えが無いが、何度もしかけたそうで。


ヘッチャラです。マッタク問題なし。

それより、数日前、呉師兄に喰らった肘、脇下が痛い。


運が良かった、危機一髪だった。ハッキリ言って、武力で先輩には
まだ敵わない。

この対打の2日前に、突然技術と内力(技を出す力・・いろんな意味)が
向上した事。

ついでに、同じ日、同様の技を連続して先輩が来る前に李師兄に
やられていた事で変化の動作がある程度身についていた。

冒頭の、
『ほら、まただ!』
『いででででっ!!!』
の、アレ。


もうちょっとで、練習どころか、日常生活、仕事にも支障が出る
ところだった。

レベルも上がったし、俺って超~運がいい。


小説みたい!!!  おあたぁっ!!!!





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Last updated  2007.05.12 13:54:02
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