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カテゴリ:成長・発達サポート
前に書いたルースト保育園のちーちゃん
今日、会ってきました。 歩き方しっかりして、つま先のロッカーファンクションもみられ、膝の曲げもきれいになってます。 足の状態は、扁平足で母趾が使えない状態だったのが、土踏まずが少しできて、扁平足が改善してます。 扁平足は、よくタオルギャザーで、指を屈曲させる運動を勧められますが、それだけでは治りません。 というか、ほぼ意味がないです。 というか、逆効果になることも。 足の機能は、母趾と他の4趾が分離して動かせることが重要です。 だから昔からの「たび」は、理にかなっていますね。 特に母趾は単に屈曲の運動を強くすると、外反方向に引っ張られながら屈曲する形になります。 大切なのは、母趾外転筋を使うこと! 母趾外転筋により、外転位を保ちながら、地面に指の支えを作るのです。 地面を押さえるといったらいいでしょうか 決して屈曲で地面を掴むわけではありません。 なので、屈筋を強化してもだめです。 母趾外転筋による作用を高め、母趾の支持性を獲得して、足底での支持基底面を正しく作ります。 さらに、距骨下関節とショパール関節による前足部の回内と後足部の回外により下腿から大腿の外旋を導いて、立脚の下肢が完成します。 そこで、土踏まずができあがるというわけです。 このあたりの治療的アプローチやエクササイズは、また別で書くようにしていこうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.15 18:03:32
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