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2008.01.22
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カテゴリ:人生ケセラセラ
16日深夜危篤となり、そのまま父は逝ってしまいました。

でも、どうかご心配されずに・・・

父はもう10年前から
「このままの生活を続けるなら、半年の寿命」
と言われたアルコール中毒なのでした。

死因は肝硬変と腎臓の機能が低下していたところに、
肺炎を起した事・・・というところなのですが、
それだけでなく、お酒だけ飲んで食事をしないため、
(もう体がうけつけず)
筋肉も落ち、全ての機能が低下してしまっていたのでした。

このお正月に、ある程度は覚悟をしなくてはと
感じていました。

母も本当によく支えてきたのですが、
本人が生活を改める事が無かったので
これ以上できることは
本人以外の誰にも無かったという感じで。


私たち家族にとっては、
アル中の情けない父でもありましたが、
しかし人間としては温厚で、
家族を暖かく見守った人だったのかもしれません。

生前はそんなことより、お酒を止められないこと、
食事を摂らない事、
運動しない事など、
ともかく心配ばかりしていたのですけれど。。。


葬儀には、78年間の付き合いの兄と弟と従兄弟
そして幼い頃からの友達
それから二十数年前に定年退職した会社の方々
十年前まで再就職の会社でお世話になった皆さんが
参列して下さり、
家とは違う父のいろいろな面を知ることができました。
もちろん皆さん良い面ばかりを話してくださっている訳ですが、
それでもとても新鮮で嬉しい話を沢山知ることができました。

外で飲むことも余りせず、家で飲むのが大好きだったので、
余り付き合いは多くない方かと思っていたのに、
実際はお付き合いをとても大事にしていたようで
とてもおどろきましたねー。


私の葬儀では、こんなに思ってもらえるのだろうか・・・
と思うと、
自分のふがいなさをつくづく反省しました。

他人も余り大事にしてないなー・・・
他人より自分、だし。。。
それにふらふら芯も通ってない・・・

こんなんでも40代後半なんですよねー、私ったらば。
かなり、情けないなあ。



しかしそんな父も
特に7年前幼馴染の大親友を先に亡くしてからは
ガクッとしてしまって
そのまま立ち直れなかったように見えました。
他にも沢山の暖かい人に囲まれていたのにね。

それだけ、友人が大事な存在だったのですね。



今私は、胸に穴が開いた寂しさも確かにあるのですが、
でもそれよりも
暖かくありがたい気持で一杯です。


私も(父の同僚の息子さんである)幼馴染のお母さんにも
十年ぶり位で会えて、思わず話が弾みました。
幼馴染のお母さんと言うのは
思いの他懐かしく安心できる存在でした。

私の祖父と祖母が亡くなってからは、
法事でちょっと話をする位だった従姉弟とも
久々に話ができて、これも嬉しかった。
こんな時は本当にほっとできる存在なのですね~いとこって・・・

特に叔父の息子達は私とは7歳と10歳離れてるので
子どもの頃は歳の近い従姉妹とばかり夢中で遊んでしまい、
余りかまう機会が無くてやや疎遠だったのですが、
彼らは大人になってから、
とても会うのが楽しみな青年(いや、もうオジサン)になっています。
すごく気持が良く、昔からルックスも良かったTちゃんは41歳。
でも、独身なんですよねー・・・
経歴もなかなかなので、何故独身なのか不思議です。
なんか理由があるのかな。


父は6人兄弟だったおかげで、
私は従姉弟にも恵まれているのですね。
私は妹と二人姉妹、夫も兄と二人兄弟なので
うちの子供にはいとこが5人いますが、
妹も義兄も一人っ子さんと結婚してるので
いとこ達にとっては、うちの子供だけが従兄弟に当たります。

これからはいとこの存在も、
昔よりは珍しくなっていくのかもしれませんね。


会社も木曜から5日も休ませてもらい、
すっかり迷惑を掛けましたが
明日から通常の生活に戻ります。

これからは母一人の生活になるので、
今までより頻繁に実家に通うつもりですが
いずれこちらに来てもらうかも。



元気を出して、
そして今までの自分の至らぬ皮を一枚二枚脱ぎ捨てて
楽しく、前向きに生きていこうと、改めて思います。



昨日葬儀が終わり、長い数日間を終えてほっとした昨晩
(お寺や会場の都合で通夜が日曜、告別式が月曜でした)
眠りにつく一瞬に輝く光を見ました。

きっと父は天国に行ったのですね。
















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最終更新日  2008.01.22 20:51:17
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