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カテゴリ:暮らしというもの
余りに身につまされる話題でした。
それでも今還暦前後の我々世代は、 三十代中頃までは夫の給料は順調に上がっていたし、 家のローンも苦労はしたけど、何とか25年で払い終えました。 だけど、ほんと、子育てしながらの家のローンは大変でした。 TVで紹介されていたご夫婦は、30代になったかどうか位で 最初はそこそこ高給だったのに、日本経済の低迷で予想もしていなかった給与低下により、家を売らざるを得なくなり、売ってもローンが800万円残るといいます。 子供は計画通り三人・・・ ねえねえ、マジで子供三人産んだ家庭には、1000万とか2000万とか支給しても良いと思うのよね。 今日の言って委員会でもそんな討論があったけど、 現金じゃなくてもいい、 (現金支給だと、義父母などがたかってきたり、 もらってない年代からねたまれたりするのだという・・・ タメイキ出ちゃいますね。 もらってない年代だって、その年代なりに何か得したことはあるはずなのに。) 保育園から始まって全て教育費無料にすることから、早速始めないと間に合わないと思うわ、マジでつくづくそう感じた。 保育園無料だったら、こういう危機の時は奥さんだって働くことができる。 でも、三人保育園に預けて働いても、苦しいだけで赤字になってしまうんでしょうね。 世界でも、女性の地位が最も低い部類の国になってしまった日本。 第三号制度のせいで、少し沢山働くと罰を受け、 凄い大きなリスクを抱えることになるから、 こういう夫が苦しい時期にも、身動きが取れないのよね。 それでも子供が一人なら、預かってくれる保育園さえ見つかれば、 なんとかパートで働けばほんの少しだけ収入が増えるけど、 それだって週20時間、もしくは月に88000円以上働くなら社会保険料を徴収されてしまう。 私は社会保険料は、将来年金をもらう人全てが負担すべきものだと思ってはいる。 でも、収入に関わらず、子育て中は免除にすべきとも思うのだ。 同じ家事をこなしてても、収入が多めだと全ての助けを受けられなくなる制度がある限り、 女性の社会進出を阻む。 それは絶対的に確かな事。 特に子供を沢山生みたい人は、 何人子供を産み育てても、子供のいない第三号の人と同じ待遇のみで、それ以上の助けは無い。 そんなの・・・平均的な収入の家庭では、沢山産めるわけないじゃんね。 つまり・・・ 安易に第三号という制度を作り、そこから抜け出そうとするのは至難の業として。 女性は家庭に居ればいいのだという価値観を保持する世の中にした自民党。 そして、将来を見越せない政策を続けてきて、 国の経済を衰退させ、 高収入の人だけにより良い待遇を用意し、 中流以下をないがしろにしてきた自民党・・・ 結局はそういう党だったという事が、 段々とハッキリしてきたのではないだろうか。。。。 正直、私も高度成長期に生まれ育ってきたものだから、 自民党の力でこの国は良くなってきたのだと信じてたわけだけど・・・ それはどうだったのだろう。 高度成長期は良かったにしても、 おそらくその後の政策は失敗続きだったという事なんだろう・・・ 子供を沢山育てた人が、苦しい思いをする国。 それも、経済的にだけでなく、 公共の場で子供を騒がしくさせる親を批判するのが当然になった世の中の空気。 おいおい、子供が煩いという大人が子供の頃は、 家の近所に「公共の場」なんてかしこまった場所は無かった。 ってか、道も、空き地も子供の遊び場で、 どんなに騒いでも、余程気難しい人以外は「元気が一番」とニコニコ見守ってくれていたはずだ。 それなのに、平成の頃からは子供がすることは全部親一人の責任で、 子供がすることは全て世間の迷惑、みたいな価値観に変わっていったよね。 こういう家庭を守れなくて、一体この国はどうなってしまうのか。 ともかく悲しかった。 誰も救えないの!? 普通に頑張ったら、それなりに普通の暮らしができる国だったのは、 昔の話になったんですね。 なんか・・・このままじゃ日本にろくな未来は無いよね。 若い人が安心して子育てできなくて、どうするというのだろう。 それでもね・・・ 田舎では若い人不足。 給料は都会の方が高いのは確かだけど、 でも家も安いし、おそらく食材も美味しくて安い。 無料で遊べる場所もそれなりにあるし。 都会で非正規で働くしかない人、田舎に移住するのも手ですよ。 TVで機械設計を勉強してきて、それなりに実績もある青年が スキルアップ不足で正規社員になれないと言っていたけど、 田舎だったら、都会よりは正社員で就職しやすいかも。 ただし、都会の方がスマートな職種は多いかもだけど・・・ 田舎では新しいものを設計するというより、 工場の機械のメンテナンスとかの仕事の方が多いかもしれないけども。 その辺は各自こだわりが譲れないだろうけどね・・・ 来週は第2回を放送するらしい。 「賃金アップの処方線」という内容だそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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