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テーマ:山登りは楽しい(12030)
カテゴリ:08~09年冬季登別ルート
昨年末、入山しなかったため、今日までアッという間の3週間のブランク。 遅ればせながら、当ブログに訪問下されている方々、今年もよろしくお願いい申し上げます。 さて、 一昨日(土)は日中、降り続いていた雪が、自宅近辺で25cmくらい。 昨日(日)は雪も止み、曇天で風の無い穏やかな日だったが、朝、室蘭土現に確認するとオロフレ峠は終日通行止め。 登別ルートは3週間分の積雪と今回のドカ雪で取り付けるはず。しかし、新雪ラッセルの度合いは? 今時期の理想は入山前2~3日間が、晴れと強風でカッキーンとクラストしているのが一番なんだが!などと思いながらカルルスゲートに向かいます。 オロフレトンネル内の風除帯にある駐車スペースに車を止め、登別ルートへ。 積雪量は昨年同時期より少し多いくらい。 この画像は下山時に撮ったもの。 斜度が出てくると膝上ラッセル。ジグザグに登ると山側の足を上げるのに一苦労。ほとんど真っ直ぐぎみに、ハの字型で登って行きます。 70cmのピッケルを刺しても層に当たる抵抗が無く、一昨日降った雪がドカ雪になっているよう。 私の履いているスノーシューは接地面が多く、深い雪に適したものですが新雪には勝てません。 尾根筋あたりに来ると、さすがに風の影響でクラストぎみになっているため埋まりません。 ここまで視界は悪いが風が弱く、冷え込みも感じられませんでした。しかし・・・ 小岩峰手前付近から間をおかない強風が吹き付けてくるため、一気に顔面、まつげなどが凍りつくのが分ります。 珍しく東風の地吹雪で、足元の起伏が分らず滑ったりしながら進み、尾根の終了点で左斜面の陰に廻り一息付きます。 現在:11時20分・・・・・・撤退です。 画像は小岩峰コルに引き返すところ。 今日は取り付きからの沢筋斜面と、小岩峰コル付近を過ぎ、尾根に上がってからの天候が極端に違い、ちょっと油断。 装備を取り出すにも、強風(地吹雪)の中ではザックを開ける事もできず躊躇する場面も。 来週以降も登別ルートが主となるので、油断せずに入山です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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