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2020.07.19
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カテゴリ:読書
ブレイディみかこの「ワイルドサイドをほっつき歩け」という本(電子版)を読んでいる。
前作「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」も売れたが本作も好評のようだ。
イギリス在住の著者は僕より3才下で、アイルランド系イギリス人の連合いさんは僕より少し年上ということで、ほぼ同世代。友人の多くは福祉国家だった時代に社会に出た、今や引退の近い労働者階級で、新自由主義のもとで育った子どもたちとは感覚が合わない。この世代はEU離脱を支持する割合が高い。著者のまわりでは、移民の増加に対する反発よりも無料で医療を受けられるNHS(国民保健センター)を守るために離脱を支持するおっさんたちが多いという。
閑話休題
第2章は英国の世代に関する解説だが、第1章は著者の周りのおっさんやおばはんたちの日常が描かれている。ルポルタージュのようなエッセイだが、連作短編小説のようでもある。
エッセイは出来事に関して嘘を書いてはいけない。小説は嘘を書いても良いが、本当のことだけを書いても良いわけで、本当のことを書いている限り、エッセイなのか小説なのかの区別は難しい。正解があるとするなら作者がどう考えたか、読者がどう受けとったかでしかないだろうと思った。





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最終更新日  2020.08.03 20:55:26
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