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Aug 17, 2007
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カテゴリ:日記
先日、早めのお盆休みで祖父のところに遊びに行ったのですが、その祖父が急に亡くなってしまいました。

今週の月曜日の早朝、母から電話があり、祖父が土曜日の夕方に草引きをした後昼寝をしていたら、ムカデか何かに刺されて歩けなくなって入院したらしく、その毒が全身に回り危篤状態だということで夜のフェリーで愛媛に帰るということでした。

その日は母と一緒に安産祈願にいく予定だったのですが急遽予定を変更して実家の近くの神社に変更し、夜のフェリーに間に合うようにしようということにしました。
その数分後の電話で祖父が亡くなったと聞き、すぐに私の車で駆けつけることに・・・。

最初の電話ではまだ大丈夫そうだということだったんだけど、突然だったそうです。

祖父は一人暮らしだったのですが、介護度が要支援ということでヘルパーをあまり使えないので、ここ数年、母の兄弟姉妹で交代で家に帰り、祖父の食事の用意などの面倒を見ていたのですが、どうしても月に一度10日間ほど誰も祖父のところにいることができない状態があるのですがちょうど、祖父が虫に刺された日は誰もいない10日間の最後の日。
草むしりをしながら、近所の人に「明日には長女が帰ってくるんじゃ。」と楽しみにしていたそうです。
翌日の早朝にフェリーで戻った母の姉が着くことになってたんです。

だから、誰もいない状態だったとはいえ、入院先で長女である母の姉がずっと付き添うことができたようです。

祖父のところに着き、仏間に寝ている祖父の顔を見て安心しました。
とても穏やかな顔をしてました。
でも、毒は足から体中にめぐり、首のところまで変色してました。
付き添っていた叔母に聞いたところ、高熱が出て「はぁはぁ」と息が苦しそうだったとはいえ、叔母が言った冗談を聞いて笑ったりしていたそうです。

結局何に刺されたのかははっきりしなかったのですが、祖父はもともと蜂のアレルギーがあり、次にスズメバチに刺されたら死ぬといわれてました。
年齢ももうすぐ94歳。
ちょっとした毒で亡くなってしまうのは不思議ではない状態だったようです。

94歳という年齢になっても頭はしっかりしていたし、13人もいる孫の名前も全員覚えてて、少し足が弱ってたけど、日常生活はできてた。
先日会ったときにはいつもと変わりなくすごしていて一緒に会話もして楽しく過ごしたのに・・・と思うと虫の毒で死んでしまったと思うと悔しいですが、このまま足が弱って誰も面倒を見れなくなって老人ホームなどに入ってしまうことほど祖父にとって辛いことはなかったと思います。

母の兄弟姉妹もみんなそういってました。
虫の毒のせいとはいえ、これが祖父の寿命だったんだって。

そして、生前から祖父は息子や娘たちがみんな遠いところに住んでいるので「わしが死んでも葬式は寂しいだろうなぁ」と言っていたそうです。

でも、ちょうどお盆などで本当なら会社を休めなくて来れないような孫までみんな勢揃いして
祖父の家は娘、息子、孫、ひ孫が集まり、親戚が20人近く泊まるというとてもにぎやかなお通夜になりました。
寝る場所が確保できず、ホテルに泊まった親戚もいたほどです。
しかも祖父が亡くなった日は友引だったのでお通夜が翌日に延期され、たくさんの家族と自宅で一日多く過ごすことができたのです。
叔父は祖父は「計算高い人だったので、これも前から計算していたことなのかもしれんな」と言ってました。
四十九日の法要などのみんなが集まる法要のときは連休だったりと本当にみんなが集まれる日になってるんです^^

私が早めのお盆休みでたまたま祖父のところに行きたくなったのもこれも祖父の無意識のうちの計算だったのかもしれません。
元気なときに会えて本当によかった。

遠いのでめったに会えない祖父。
お葬式では泣かないと思ってたけど、やっぱり悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。
最後、お骨上げのとき、前にいた母の背中に祖父の灰がふわふわと飛んできました。
きっと祖父がそこにいたんだと思います。
母に伝えるととてもうれしそうにしてました。

その日の夜、島の花火大会があり、とってもきれいな花火を見ることができました。
あと、流れ星もたくさん。
きっと祖父のプレゼントだと思います。

夫婦ふたりそろってダイヤモンド婚式を迎えたりと仲良く一緒にすごしてきた祖母は今は入院していますが、私もそんな祖父母みたいに素敵に歳をとっていきたいなって思います。











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Last updated  Aug 17, 2007 01:49:31 PM
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