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2022.07.11
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カテゴリ:旅行 北海道
函館 北方民族資料館

夜景で有名な函館山、基坂と言われる急こう配の上には
旧イギリス領事館もあります。後程訪問、路面電車も走って
おり便利な観光スポット



函館市北方民族資料館
北海道各地にこのような資料館が点在している

今回初めて知りましたが、2年前には国立アイヌ民族博物館
通称「ウポポイ」が登別温泉近くに作れられました。
日本最北の国立博物館らしい



「アイヌ」とは人間を意味するアイヌ語
しかしアイヌには文字がなかった為正確な
言語が伝わるのが難しい、現在も研究や
調査が続いている

アイヌ人の風俗や人物を描いた「アイヌ絵」が館内
中央に飾られています、明治初期にかけて函館で活躍
したアイヌ絵師。平沢屏山さんの作品を展示



ジョン・バチェラー
1877年に北海道に着いてからアイヌ民族にキリスト教の
布教のほか経済的救済や医療活動にも従事。アイヌ民族
の研究も行い多くの記録を世に出した。
アイヌの父と呼ばれている



有名なクラーク博士(写真右)とアイヌの人々



アイヌ人と家
着ている服も普段着、アイヌの人たちはたいへんおしゃれな民族
と言われ様々な模様の服を着た写真がたくさん紹介されているが
我々と同じ様に普段着と外出用を分けていた。



アイヌ人の家族写真
服は正装で伝統的な文様



千鳥アイヌの子供服
動物の毛皮を利用している



エリアによって生活様式も様々
北海道は狩猟と漁猟の地域



樺太に暮らしていた「ウイルタ民族」の上着
手袋、靴。
動物の皮や毛皮を使用しまた首回りなど細くし
防寒にも対応していた。デザインも凝っている



ニンカリ(耳飾り)
儀式や祭り時に使用
男女ともに付けていたが和人の同化政策によって
男性は禁止された



小袖と陣羽織
和人が使用していた物を交易によってアイヌ人
が手に入れた品物、祭りなどに着ていた。



樺太アイヌの衣装
上部分は左右対称ですが下部分は非対称
おしゃれな一品



現在でも通用する模様
Tシャツにしたら売れそう



色使いも多様



衣類の素材は動物の獣皮衣や魚を使った魚皮衣
樹木を使った樹皮衣、草を利用した草皮衣また
交易などで手に入れた木綿から木綿衣などがら
作られた。











この資料館はもともと「日本銀行函館支店」の建物
大正15年に建てられた物、エレベーターも現役



大きな金庫もそのまま



トイレは暖房設備と小便器は常に水が流れる仕組み
(水流とめると凍る為?)






アイヌの食器
実用的な要素とデザイン性も兼ね備えていた

農耕が安定するまではアイヌ人は狩猟や漁猟によって
生活していたが動物や植物が枯渇する事がないように
数を加減して採取していました。



神(カムイ)について



イワリテ(送り)儀式について



ロシアの冒険家アダム・ヨハン・クルーゼンシュテルン
が描いた北海道の先住民の様子



蝦夷島奇観の写本
村上島之丞が幕府に器用され各地を検分
アイヌの婚姻や神への祈りが描かれている




主食のオハウ(汁物
肉、魚、野菜、豆、昆布、キノコなど具たくさん汁が
アイヌの主食でした。味付は昆布と塩が基本




シト(団子)
じゃがいもやかぼちゃを片栗粉で混ぜたお餅



ラタシケプ(煮物・チャンプル)
かぼちゃや山菜、木の実などの「ごった煮」



日常食事は基本的に御粥(サヨ)と汁(オハウ)でした
粥はヒエ、アワ、米、トウモロコシなどの穀物
を使いました。
今話題になっている健康食や自然食の全てが詰まった食事
内容になっている。
アイヌ食がブームになる日も近いのでは?



旧イギリス領事館に向かいます





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最終更新日  2022.07.11 00:20:06
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