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カテゴリ:旅行 北海道
函館 北方民族資料館
夜景で有名な函館山、基坂と言われる急こう配の上には 旧イギリス領事館もあります。後程訪問、路面電車も走って おり便利な観光スポット ![]() 函館市北方民族資料館 北海道各地にこのような資料館が点在している 今回初めて知りましたが、2年前には国立アイヌ民族博物館 通称「ウポポイ」が登別温泉近くに作れられました。 日本最北の国立博物館らしい ![]() 「アイヌ」とは人間を意味するアイヌ語 しかしアイヌには文字がなかった為正確な 言語が伝わるのが難しい、現在も研究や 調査が続いている アイヌ人の風俗や人物を描いた「アイヌ絵」が館内 中央に飾られています、明治初期にかけて函館で活躍 したアイヌ絵師。平沢屏山さんの作品を展示 ![]() ジョン・バチェラー 1877年に北海道に着いてからアイヌ民族にキリスト教の 布教のほか経済的救済や医療活動にも従事。アイヌ民族 の研究も行い多くの記録を世に出した。 アイヌの父と呼ばれている ![]() 有名なクラーク博士(写真右)とアイヌの人々 ![]() アイヌ人と家 着ている服も普段着、アイヌの人たちはたいへんおしゃれな民族 と言われ様々な模様の服を着た写真がたくさん紹介されているが 我々と同じ様に普段着と外出用を分けていた。 ![]() アイヌ人の家族写真 服は正装で伝統的な文様 ![]() 千鳥アイヌの子供服 動物の毛皮を利用している ![]() エリアによって生活様式も様々 北海道は狩猟と漁猟の地域 ![]() 樺太に暮らしていた「ウイルタ民族」の上着 手袋、靴。 動物の皮や毛皮を使用しまた首回りなど細くし 防寒にも対応していた。デザインも凝っている ![]() ニンカリ(耳飾り) 儀式や祭り時に使用 男女ともに付けていたが和人の同化政策によって 男性は禁止された ![]() 小袖と陣羽織 和人が使用していた物を交易によってアイヌ人 が手に入れた品物、祭りなどに着ていた。 ![]() 樺太アイヌの衣装 上部分は左右対称ですが下部分は非対称 おしゃれな一品 ![]() 現在でも通用する模様 Tシャツにしたら売れそう ![]() 色使いも多様 ![]() 衣類の素材は動物の獣皮衣や魚を使った魚皮衣 樹木を使った樹皮衣、草を利用した草皮衣また 交易などで手に入れた木綿から木綿衣などがら 作られた。 ![]() ![]() ![]() この資料館はもともと「日本銀行函館支店」の建物 大正15年に建てられた物、エレベーターも現役 ![]() 大きな金庫もそのまま ![]() トイレは暖房設備と小便器は常に水が流れる仕組み (水流とめると凍る為?) ![]() ![]() アイヌの食器 実用的な要素とデザイン性も兼ね備えていた 農耕が安定するまではアイヌ人は狩猟や漁猟によって 生活していたが動物や植物が枯渇する事がないように 数を加減して採取していました。 ![]() 神(カムイ)について ![]() イワリテ(送り)儀式について ![]() ロシアの冒険家アダム・ヨハン・クルーゼンシュテルン が描いた北海道の先住民の様子 ![]() 蝦夷島奇観の写本 村上島之丞が幕府に器用され各地を検分 アイヌの婚姻や神への祈りが描かれている ![]() 主食のオハウ(汁物) 肉、魚、野菜、豆、昆布、キノコなど具たくさん汁が アイヌの主食でした。味付は昆布と塩が基本 ![]() シト(団子) じゃがいもやかぼちゃを片栗粉で混ぜたお餅 ![]() ラタシケプ(煮物・チャンプル) かぼちゃや山菜、木の実などの「ごった煮」 ![]() 日常食事は基本的に御粥(サヨ)と汁(オハウ)でした 粥はヒエ、アワ、米、トウモロコシなどの穀物 を使いました。 今話題になっている健康食や自然食の全てが詰まった食事 内容になっている。 アイヌ食がブームになる日も近いのでは? ![]() 旧イギリス領事館に向かいます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.11 00:20:06
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