SUGI シェルフ
本日ご紹介するのは、もうすぐ終わってしまう、WOODPRO shop&cafeの家具フェアに参考出品してみた杉新材のシェルフです。古材には、古材ならでは味わいがあり、それが得難い魅力となっているわけですが、何しろ古材だけに、量にも限りがありますし、サイズも限定されてきます。ということで、杉の新しい材料を使って、棚を作ってみました。確かに、「味わい」という点では、「古材」には到底かないません。が、板の厚みのバリエーションも多いし、古材のダメージ感や、汚れた感じが苦手という方にもおすすめ。今回はあえてツートンにしてみました。GG(グレイッシュグリーン)とWB(ホワイトベージュ)のツートンです。子ども部屋などにはいい感じかも。それからもう一つ。こちらは、CB(チャコールブラック)とDB(ダークブラウン)のダークな組み合わせ。ダークな色調の場合は、もう少し仕上げに高級感が欲しいなあ、という印象ですね。杉という材料は、やわらかくて、とてもぬくもりを感じる木なのですが、一番の弱点は傷がつきやすいことでしょうね。だからこそ、足場板は結構短い期間で「味」が出てくる、ということなのですが、まあ、それだけ傷つきやすい。なので、杉の家具を使う場合には、使用時についた傷も含めて、「味」に変えてしまうためのメンテナンスのしやすさ、というのが必要なのではないか、と思うんですよね。ということで、今年はそういうことをテーマに考えたいと思ってます。