尾道水道の夜明け
本日は、尾道水道の夜明けの風景のご紹介です。今や、広島県を代表する観光地となった尾道ですが、その魅力の一つが運河のような狭い水道にあります。この日、私が選んだ撮影ポイントは、「土堂突堤」突堤の先端の黄色いハーバーライトが印象的です。なにやら、漁をしていると思しき小船も見えます。向島と本土を行き来している渡船は6時から動いているので、朝早くからサイクリングをスタートすることもできます。土堂突堤から尾道大橋の向かって見える渡船は、「福本渡船」といって、車も乗れる最短航路です。土堂突堤から尾道の町の方に向かっての風景。ちょうど、正面にアイスクリームの「からさわ」があり、背後の山が千光寺山。ナトリウムランプと思われる黄色い街灯が印象的な夜明けの風景です。夜明け前に少し移動して、尾道駅から海沿いを西に少し進んだところにある「U2」ヘ。古い倉庫を改装して、宿泊施設や、サイクリングショップなどになっていて、尾道の新しい観光スポットです。そこから東へ移動していたら、夜が明けました。漁港越しの尾道大橋です。そして、朝日をバックに、国宝 浄土寺本堂。私の影が、鳩がいる境内に長く伸びてます。浄土寺は尾道でも最古のお寺で、聖徳太子の建立とも伝えられています。左側から、国宝の本堂、重要文化財の阿弥陀堂、国宝の多宝塔。尾道水道を見下ろす、重要文化財の山門。この日、温暖な尾道も氷点下となり、境内の鉢にも氷が張っていました。本堂の屋根には、鳩がいっぱい止まっていますが、一体何羽いるのでしょうか?保護色でしっかり見ないと分かりにくいです。