|
カテゴリ:小説・ノベル
大江戸妖怪かわら版4のご紹介です。
前回の記事はこちら。 【中古】大江戸妖怪かわら版 4/ 香月日輪 【あらすじ】 桜の花見に興じる雀一行は、酔っ払いに絡まれた女の子を助けました。 後日少女と同郷だと名乗る男が現れ、礼をしたいと言います。 男に連れられて雀が訪れたのは、なんと天空に浮かぶ竜宮城でした。 【雀、神と会う】※ネタバレを含みます。 今回はシンプルなお話でした。 天空竜宮城の風景描写が美しいです。 竜宮城で雀は神に出会います。 雀はふと、自分が大江戸に来た意味を問いました。 それに対し神は「意味は自ずから見出すものである」と答えます。 さらに「意味があったと……それは、お前しか知らない……」と加えます。 自分のしてきたことや行動に意味があったのか? ふと考えてしまうことはあると思います。 ですが、結局意味があったかどうかを決めるのは自分自身ということなのでしょうね。 シンプルな展開ながら、美しい風景描写と禅問答のようなやりとりが味わえるお話でした。 次巻の記事はこちら。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.31 20:25:01
コメント(0) | コメントを書く
[小説・ノベル] カテゴリの最新記事
|