KYUEMONとペーパー、実際にどう違うか淹れ比べてみました。
なお、私は抽出については習ったことはありません。
独学ですので技術のなさが露呈されそうで躊躇されますが・・・
何かお気づきのところがございましたら、コメントでご教授お願いいたします。
まずはKYUEMONの使用前の湯通しです。
使用後に湯通しして湯が透明になったと確認していても
このようにまだ透明ではありません。
なので使用前にも、透明になるまで湯通しをします。
これで清潔でないと感じる場合は気になるかもしれませんが、
私は今のところ、まぁ“透明になるまで湯通しすればいいだろう”くらいです。
これまでKYUEMONで淹れてて、抽出速度が遅く感じるので
どのくらい遅いのか、どのように抽出が簡単なのか、また味がどう違うかを
改めてペーパーと比較してみることにしてみました。
粉12gをそれぞれ蒸らしているところです。
浅煎りなので膨らみは少なめ。
私の持っている安価なポットではKYUEMONの方が注ぎやすいです。
なのできれいに丸く膨らんでいます。
ペーパーの方は気をつけて、気をつけて注いでも難しいです。
円錐形ペーパーは底までがKYUEMONより深く、
表面積が狭いからでしょう。受けのドリッパーも一人分用にすると、
高さが少し低くなって注ぎやすくなるかも。
ペーパーの方が先に抽出が終わりました。
ペーパーは一人分だとコーヒー液が最後まで濾される前に
湯を注ぎたしたり、粉より多く注がないようにするためには、
けっこう頻繁に湯を注がなければなりません。
ペーパーで2回注ぐのに対してKYUEMONは1回くらいで大丈夫です。
この時気づいたのが珈琲表面の泡の違い。
淹れてる間中、KYUEMONの方が泡立っていて
ペーパーはほとんど泡立ちませんでした。
抽出速度は蒸らし終わってから計って、
ペーパーが約3分くらい、KYUEMONが約5分くらい。
KYUEMONは時間がかかるのに苦くなったり、
雑味が出たりなんてことはありません・・・不思議だなぁ。
ということは抽出技術なくしても美味しく淹れられるということにつながり、
やはり(特に一人分を)淹れる時にはペーパーより容易だと感じます。
因みにKYUEMONについて、当たり前ではありますが、
粉を入れると濾されていくスピードはただの湯通しより遅くなります。
さらに底に近づくほどゆっくり濾されていくように感じます。
なので一人分だと量が少ないので全体的にゆっくりめになります。
さあ、飲み比べです。
私は思い入れが入ってしまうのでうちのパパさんに。
どっちがどっちかを言わずに当ててもらいました。
私:「どっちがKYUEMONでどっちがペーパーでしょう?」
ぱぱさん:「右がKYUEMONで左がペーパー」
大正解!!
「なかなかやろ」と嬉しそうなぱぱさん。
「なかなかやね~(KYUEMONは)」と私。ふふふ^^;
このように味が明らかにかわるのは確かです。
パパさんはKYUEMONの方が美味しいとのことで、
私は飲み口は酸味が際立つペーパーの方が好みで、
後味はKYUEMONの方が残らないと感じました。
でもどちらも悪くないですし、どちらもいいと思います。
KYUEMONは角が取れる(飲み口も後味も少し丸く優しくなる)
そういう表現があっていると感じます。
="美味しい”かどうかはきっと好みや、その時の体調にもよるのでしょう。
一つの抽出道具として、私はいい道具だと思います。
=========== let's enjoy Drip ( ^^) _U~~ ====================